新米のおにぎり 声かけ台本 開始前の声かけ ・まず、おにぎりやおひつなど、絵の中の大きな形を眺めてみましょう。 ・ご飯の白を残しても大丈夫です。どこから色を置きますか。 ・のりは深い緑と黒のどちらにしてみたいですか。 ・竹ざるには、明るい黄土色が似合いそうでしょうか。 ・窓の外の田んぼは、どんな秋色に見えますか。 塗っている途中の声かけ ・おにぎりのふちに、ごく薄い黄色を添えてみますか。 ・木のおひつは、何色の木にしてみたいですか。 ・畳と座布団の色を、少し変えてみてもよいですね。 ・子どもたちの服は、青系と赤系のどちらから選びましょう。 ・遠くの山は、淡い青や紫で塗ると静かに見えそうです。 ・鉛筆が握りにくければ、太い軸のものに替えましょうか。 ・目が疲れたら、遠くの景色を眺めるように休みましょう。 ・色を塗らず、おにぎりの形を見ながら話すだけでも大丈夫です。 会話を広げる返し方 ・「塩むすびが好き」と話されたら、「飾らない味がお好きなのですね。」と好みをそのまま受け止めます。 ・「お弁当に入れた」と話されたら、「どんな包みや入れ物だったでしょう。」と無理のない範囲で尋ねます。 ・「具は分からない」と話されたら、「決めなくても大丈夫です。好きな形のおにぎりを選びましょう。」と返します。 終わりの声かけ ・今日選んだ色がきれいですね。気に入っているところはありますか。 ・ここで終わっても、また続きを塗っても大丈夫です。 介護者メモ 正解を求めず、色や思い出を訂正しません。急がせず、疲れや握りにくさ、見えにくさに気づいたら休憩します。会話だけでも構いません。この作品は食事場面の絵です。実際に試食を組み合わせる場合は、ご本人の食形態、嚥下状態、食事制限、施設の手順を確認し、無理に思い出や食欲を引き出そうとしません。