1.塗り絵の説明
りんごの枝になった大きな実と、収穫したりんごを入れた木のかご、果樹園の小道を描きました。手前の実とかごは面が広く、少ない範囲から始められます。
りんご狩りだけでなく、青果店、箱入りの贈り物、すりおろしりんご、弁当の果物などの話へ広げられます。
2.画像


色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「秋のりんご畑の絵です。見てみませんか?」
- 「木になった実とかごの実、どちらから塗りましょうか?」
- 「赤、黄色、緑のうち、どんなりんごにしたいですか?」
- 「大きな実を一つ塗るだけでも大丈夫です」
- 「道や山は、続けたくなったら塗りましょう」
PICK UP
介護の仕事と暮らしを、ちょっと良くする選択肢
働き方を見直したいときや、毎日の負担を減らしたいときに役立つサービス・商品を紹介します。
広告・PR
4.塗り絵中の声かけ
- 「つやを出すなら、少し白い所を残してもきれいですね」
- 「りんごは硬めと柔らかめでは、どちらがお好みですか?」
- 「切って食べる、丸かじり、すりおろすならどれが浮かびますか?」
- 利用者さんが「箱で届いた」と話したら、「どなたからでしたか?」と受け止め、さらに「箱を開けたときの香りはどうでしたか」とつなぎます。
- 「お弁当に入れるときは、塩水につけましたか?」
- 「りんごのお菓子やジュースで好きなものはありますか?」
- 「果樹園の道を歩くなら、どんな天気がよさそうでしょう」
5.介護士が知っておきたいポイント
りんごの色は品種や熟し方によってさまざまです。赤く塗るよう訂正せず、緑や黄色、複数色を使う選択も尊重します。
食べ物の話題が出ても、実際の提供可否や食事形態は別に確認が必要です。塗り絵中に試食を勧める内容にはしません。細かな葉が負担なら実だけを選び、疲れや見えにくさ、画材の持ちにくさを確認します。りんご狩りの経験がなくても問題ありません。
6.りんごにまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和20〜30年代(1945〜1964年)
産地では収穫や選別を家族で手伝った人もいます。一方、産地以外では青果店や行商などで手にした記憶が中心の場合があります。
昭和40年代(1965〜1974年)
流通の広がりとともに、各地でりんごを買いやすくなりました。箱で届く贈り物や、新聞紙に包んで保存した経験を持つ人もいます。
昭和50年代(1975〜1984年)
家族旅行や観光農園でのりんご狩りを経験した人もいます。収穫より、売店や帰り道の記憶が強いこともあります。
平成以降
品種名や甘さ、食感を選ぶ楽しみが広がりました。品種当てをするより、本人が好んだ味や食べ方を中心に聞くと自然です。








