【昔の遊び】夕暮れの影踏みの塗り絵

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1.塗り絵の説明

「夕暮れの影踏み」は、夕日が低くなる田んぼ道で、二人の子どもが長く伸びた影を追っています。白黒版では影の中を空白にし、好きな色で塗れる大きな面として残しました。

長い影、夕空、道の三つに広い塗り面があります。影は黒にする必要はなく、青や紫、灰色など自由な色を選べます。夕暮れの光と長い影を、自分の色で表せる塗り絵です。描かれている人物は子どもだけで、高齢者の人物は入れていません。

2.画像

秋の夕暮れに影踏みをする子どもたちの白黒塗り絵 秋の夕暮れに影踏みをする子どもたちの着色見本

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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。

3.塗り始める前の声かけ

遊び方を知っているか確かめるのではなく、今見えているものや選びやすい色の話から始めます。「覚えていますか」と何度も尋ねず、返事がなくても一緒に絵を眺めます。

・まず、絵全体をゆっくり眺めてみましょう。どこから始めると塗りやすそうですか。
・見本と同じ色でなくても大丈夫です。今日使いたい色を一つ選んでみませんか。
・長い影は、黒以外なら何色にしてみたいですか。
・夕方の空は、黄色と桃色のどちらから始めますか。
・二人の影は、どちらが長く見えるでしょう。

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4.塗っている途中の声かけ

手を止めたときも催促せず、色を選ぶ時間や眺める時間として待ちます。できばえや遊びの知識を評価せず、選んだ色や線の変化をそのまま言葉にします。

・影の輪郭をなぞってから、中を薄く塗りますか。
・夕日の近くを明るく残すと、光が見えやすくなります。
・遠くの山は青や紫で薄くまとめてもよいですね。
・道の落ち葉を数枚だけ選んで塗ってみましょう。
・子どもたちの服に夕空の色を一つ使いますか。
・走る二人から、どんな声が聞こえてきそうでしょう。
・手や目が疲れてきたら、ここで少し休みましょうか。
・塗らずに絵を眺めながらお話しするだけでも大丈夫ですよ。

会話を広げる返し方

・「影が長かった」と話されたら、「夕方は影が長くなりますね。どんな道だったでしょう。」と返し、答えを急がず待ちます。
・「追いかけた」と話されたら、「足元を見ながら遊ぶ楽しさがありましたね。」と返し、答えを急がず待ちます。
・「夕方は急いで帰った」と話されたら、「帰る時間が気になったのですね。無理に遊びの話をしなくても大丈夫です。」と返し、答えを急がず待ちます。

5.介護者の方へ

色や遊び方を直したり、見本どおりにするよう促したりしません。本人の速さ、塗る量、話すかどうかを尊重します。「昔は誰でも遊んだ」と決めつけず、本人の言葉と沈黙の両方を受け止めます。

疲れ、握りにくさ、線の見えにくさがないかを静かに確認します。太軸の色鉛筆、滑り止め、十分な照明を必要に応じて用意し、途中で終えても完成と考えます。会話だけ、鑑賞だけでも立派な活動です。

夕暮れの思い出が不安や急いだ記憶につながる場合は、無理に掘り下げず色の話へ戻します。影を黒く塗るよう直さず、本人が選んだ色を尊重します。

6.夕暮れの影踏みと昭和の暮らし

影踏みは道具を使わず、地面に映る影を追う遊びです。秋の夕方は太陽が低く、長い影ができやすいため遊びのきっかけになります。昭和30年ごろの帰り道にも見られた可能性がありますが、遊んだ場所や帰宅時間は家庭ごとに異なります。

年代の話は会話の手がかりです。診断や記憶力の確認には使わず、違う遊び方や「分からない」という返事もそのまま尊重します。

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