1.塗り絵の説明
昔の小学校の舞台で、三人の子どもが手作りの衣装を着て劇を発表する学芸会の塗り絵です。幕、木の舞台、簡単な背景、客席を大きな形でまとめ、学校行事の記憶につながるようにしました。
学芸会の舞台から、演じた役、練習、衣装作り、家族が見に来た日、教室での友達関係へ会話を広げられます。11月の季節感と昔の暮らしを一緒に楽しめるレクリエーションです。
学校行事の名称は、学芸会、文化祭、発表会など地域や学校で異なります。参加経験がない方には、音楽会、運動会、授業参観など別の学校行事を尋ねてください。
2.画像
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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「秋の学芸会で子どもたちが劇をしている絵があります。見てみませんか?」
- 「舞台の幕と衣装、どちらから塗ってみましょうか?」
- 「舞台の幕は、何色にすると華やかでしょう?」
- 「手作りの衣装は、好きな色で自由に楽しめますよ。」
- 「学芸会の経験がなくても、学校行事のお話だけで大丈夫です。」
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4.塗り絵中の声かけ
- 「学校で劇に出たことはありますか?」
- 「どんな役を演じたか覚えていますか?」
- 「台詞は、どのように覚えましたか?」
- 「衣装や小道具は、誰が作りましたか?」
- 「家族は見に来てくれましたか?」
- 「練習で楽しかったことや困ったことはありましたか?」
- 「舞台の幕には、どんな赤を使ってみましょう?」
利用者さん:
「木の役をしたよ」
介護士:
「舞台で木の役を演じたんですね。」
さらに:
「衣装や立ち方は、どんな工夫をしましたか?」
利用者さん:
「台詞を忘れたよ」
介護士:
「本番は緊張しますよね。」
さらに:
「そのとき、友達や先生はどう助けてくれましたか?」
利用者さん:
「学芸会はなかったな」
介護士:
「学校によって行事の呼び方や内容が違いますよね。」
さらに:
「楽しみにしていた学校行事は何でしたか?」
5.介護士が知っておきたいポイント
行事名の違いを認める
学芸会という名称にこだわらず、文化祭、発表会、演芸会など本人が使っていた言葉をそのまま受け止めます。
失敗談も否定しない
台詞を忘れた、役が嫌だったという話も大切な記憶です。明るい話へ無理に変えず、当時の気持ちを聞きます。
人物の塗り分けを簡単にする
三人すべてを細かく塗らず、幕や床など広い部分を中心にしても構いません。
6.秋の学芸会にまつわる年代別の出来事・暮らし
明治〜大正期
地域の学校では、唱歌、朗読、劇などを発表する行事が行われました。衣装や背景は、先生や家庭の協力で手作りされることがありました。
昭和初期
学校生活が整う中で、学芸会は子どもが練習の成果を家族や地域に見せる機会の一つになりました。
昭和後期
放送設備や既製の衣装が使われる学校も増えましたが、段ボールや布で小道具を作る楽しさも残りました。
平成〜令和
学習発表会など名称や形は変化しています。世代による違いを比べながら、学校の思い出を語れます。
思い出の有無や内容は人それぞれです。答えを求めず、本人が話したい記憶をゆっくり聞いてください。








