1.塗り絵の説明
この塗り絵は、小樽運河を主役に、晩秋の季節感が伝わる自然な一場面を大きく見やすく描いた作品です。主役を見分けやすく、広い面をゆっくり塗れる構成にしています。
着色見本では、建物や景観の自然な色、紅葉の朱と黄、空の淡い青を中心に落ち着いた色を使っています。見本に合わせる必要はなく、本人が選んだ色を大切にできます。
介護施設やデイサービスで、季節を感じる活動や会話のきっかけに利用できます。小樽運河を訪ねた旅行や道中の景色について、無理のない範囲で話を広げられます。
2.画像
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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
・今日は小樽運河の絵があります。よかったら一緒に見てみませんか?
・絵の中で、最初に目に入ったものはどれでしょうか?
・建物や景観の自然な色、紅葉の朱と黄、空の淡い青など、どの色から選んでみましょうか?
・塗りやすそうな広いところから始めても、好きなところからでも大丈夫です。
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4.塗り絵中の声かけ
・今選ばれた色が、絵によく合っていますね。
・同じ色でも、やさしく塗る所と濃く塗る所を作ってみますか?
・小樽運河を訪ねた旅行や道中の景色で、ふと思い浮かぶことはありますか?
・この場面から、どんな音や香り、空気を感じますか?
・手が疲れたら休みながら、ゆっくり楽しみましょう。
・お話だけ楽しみたい時は、色塗りを止めても大丈夫です。
会話の広げ方1
利用者さん:
「昔も似たような景色があったよ」
介護士:
「どんな場所だったのでしょう」
さらに:
「一緒にいた方や、その日の空気もよかったら教えてください」
会話の広げ方2
利用者さん:
「この色が好きだよ」
介護士:
「やさしくてすてきな色ですね」
さらに:
「その色から思い浮かぶ物や季節はありますか?」
会話の広げ方3
利用者さん:
「小樽運河は懐かしいね」
介護士:
「懐かしいと感じるところは、どのあたりでしょう」
さらに:
「その頃の町や家の様子も、話したくなったら聞かせてください」
5.介護士が知っておきたいポイント
色の選び方を訂正せず、完成を急がせないことが大切です。本人のペースと、その時に話したい内容を尊重します。
「覚えていますか?」を繰り返さず、本人が話した言葉を起点にします。昔の暮らしを職員側から決めつけず、地域差や家庭差があることにも配慮します。
疲れていないか、色鉛筆を持ちにくそうではないか、絵が見えにくそうではないかを自然に見守ります。会話だけになっても十分に楽しめています。
6.小樽運河にまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和30年代ごろ
小樽運河は、地域の景観や歴史を感じられる場所として、時代ごとにさまざまな旅の思い出と結びついてきました。
昭和50年代ごろ
鉄道や道路が整うにつれ、団体旅行や家族旅行などで名所を訪ねる機会が広がりました。
平成から現在
現在は景観を守りながら、紅葉や町並みをゆっくり味わう旅先として親しまれています。
経験は地域や家庭によって異なります。正解を求めず、本人の言葉を大切にしてください。








