1.塗り絵の説明
居間の椅子に置いた魔女の帽子と、そのそばに座る猫を描いたハロウィンの塗り絵です。帽子、猫、椅子を大きく配置し、毛並みや背景の細かな線を抑えています。
動物が好きな方には猫の話から、行事に関心がある方にはハロウィンの飾りから会話を始められます。秋の季節レクだけでなく、動物を題材にした活動にも使いやすい一枚です。
猫の色や帽子の色に決まりはありません。実際に暮らした猫や好きな色の話が出たときは、その言葉を起点にゆっくり会話を広げてください。
2.画像
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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「魔女の帽子と猫の絵があります。よかったら見てみませんか?」
- 「帽子と猫、どちらから塗ってみましょうか?」
- 「この猫は、どんな毛色が似合いそうでしょう?」
- 「帽子は好きな色で楽しめますよ。」
- 「今日はお話だけにしても大丈夫です。」
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4.塗り絵中の声かけ
- 「猫の目は、どんな色にしてみましょうか?」
- 「この猫は、どんな性格に見えますか?」
- 「動物と暮らしたことはありますか?」
- 「椅子は布張りでしょうか。どんな色が落ち着きそうですか?」
- 「魔女の帽子と聞くと、どんな物語を思い浮かべますか?」
- 「秋の部屋に置くなら、ほかに何を飾りたいですか?」
- 「猫の表情がやさしく見える色合いですね。」
利用者さん:
「昔、三毛猫を飼っていたよ」
介護士:
「三毛猫だったんですね。どんな名前でしたか?」
さらに:
「家のどこで過ごすことが多かったですか?」
利用者さん:
「猫は苦手だったの」
介護士:
「そうだったんですね。好きだった動物はいますか?」
さらに:
「動物ではなく、好きな花や景色のお話でもいいですよ。」
利用者さん:
「紫の帽子がいいね」
介護士:
「落ち着いた紫が似合いそうですね。」
さらに:
「服や小物でも、紫を選ぶことはありましたか?」
5.介護士が知っておきたいポイント
本人の色をそのまま受け止める
猫を青や緑に塗っても訂正する必要はありません。実物らしさより、本人が選びやすく楽しめているかを見ます。
動物の経験を決めつけない
動物が好きな方ばかりではありません。飼育経験を求めず、帽子、椅子、秋の部屋、好きな色など別の話題も用意します。「覚えていますか?」を繰り返さず、本人の言葉に合わせます。
手元と疲れを確認する
猫の顔など小さめの部分を塗りにくそうにしていないか、線が見えにくくないかを確認します。完成を急がせず、途中で休む選択も自然に示します。
6.ハロウィンと猫にまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和50年代(1975〜1984年)
日本では一部の店でハロウィン用品が紹介され始めました。1983年には原宿で一般参加のパレードが行われましたが、家庭ではまだ馴染みの薄い行事でした。
平成初期(1989〜1998年)
輸入雑貨や映画、テーマパークなどを通じ、魔女の帽子や黒猫、かぼちゃといった意匠を目にする機会が増えました。1997年には東京ディズニーランドで初めてハロウィンイベントが開かれました。
平成10〜20年代(1998〜2017年)
商業施設や地域行事で仮装や飾りが広がりました。一方で、家庭での過ごし方や行事への関心には大きな差があります。
令和(2019年〜)
猫の図柄や秋色の小物を含め、ハロウィンは季節の飾りとしても親しまれています。行事の経験がなくても、猫や色の話から無理なく楽しめます。








