1.塗り絵の説明
三人の高齢者が、魔女の帽子やかぼちゃ柄のベスト、ランタンを身につけて、地域のハロウィンパレードを楽しむ場面の塗り絵です。人物を大きく描き、衣装を塗り分けやすい形にしています。
高齢者自身が行事を楽しむ姿を描き、子ども向けに偏らない季節レクとして使える一枚です。衣装の色、町の行事、歩いた場所、友人との外出などへ会話を広げられます。
仮装経験がない方には、祭りの衣装、踊り、町内行事、観光地で見た催しなど、より身近な外出の思い出へつなげてください。
2.画像
| |
色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「三人で仮装パレードを楽しんでいる絵があります。見てみませんか?」
- 「どの人の衣装から塗ってみましょうか?」
- 「帽子やマントは、好きな色を選べますよ。」
- 「町の木々も秋らしい色にできそうですね。」
- 「今日は絵を見ながら行事の話だけでも大丈夫です。」
介護の仕事と暮らしを、ちょっと良くする選択肢
働き方を見直したいときや、毎日の負担を減らしたいときに役立つサービス・商品を紹介します。
4.塗り絵中の声かけ
- 「三人の中では、どの衣装が気になりますか?」
- 「マントは何色にすると似合いそうでしょう?」
- 「この人たちは、どんな話をしながら歩いていると思いますか?」
- 「地域の祭りや行列を見に行ったことはありますか?」
- 「行事のときに着た衣装や法被はありましたか?」
- 「秋に友人と出かけるなら、どこへ行きたいですか?」
- 「背景の木は、どんな秋色にしてみましょうか?」
利用者さん:
「町内の祭りで法被を着たよ」
介護士:
「法被を着て参加されたんですね。どんな色や模様でしたか?」
さらに:
「祭りでは、どんな役を担当しましたか?」
利用者さん:
「仮装はしたことがないな」
介護士:
「そうですよね。見るだけでも楽しそうですね。」
さらに:
「見に行って印象に残った行列や催しはありますか?」
利用者さん:
「友達と旅行に行ったよ」
介護士:
「お友達との旅行だったんですね。どちらへ行きましたか?」
さらに:
「移動中には、どんな話をしていましたか?」
5.介護士が知っておきたいポイント
高齢者を子ども扱いしない
仮装を面白がるよう強く促さず、本人の関心に合わせます。行事を楽しむ大人として尊重し、嫌がる場合は別の話題へ切り替えます。
経験の有無を尋ね続けない
ハロウィンの仮装経験がない方は珍しくありません。祭り、法被、舞台衣装、旅行、友人との外出など、本人の暮らしに近い話を拾います。
人物の細部は無理に塗らせない
顔や手などを塗りにくそうにしている場合は、マントや服、空など広い部分から選べるようにします。本人のペースを守り、完成より過程を大切にします。
6.ハロウィンパレードにまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和50年代(1975〜1984年)
日本では1970年代から一部の店でハロウィン用品が紹介されました。1983年には原宿で一般参加のパレードが行われましたが、全国的に身近な行事という段階ではありませんでした。
平成初期(1989〜1998年)
輸入雑貨や観光施設を通じて、仮装を伴う行事として知られるようになりました。1997年には東京ディズニーランドで初のハロウィンイベントが開かれました。
平成10〜20年代(1998〜2017年)
テーマパークや商業施設、地域のパレードなどが増え、衣装を着て参加する楽しみ方が広がりました。地域によって規模や参加方法は異なります。
令和(2019年〜)
写真撮影や地域交流、施設行事など、多様な形で楽しまれています。参加経験がなくても、祭りや外出の思い出につなげて楽しめます。








