1.塗り絵の説明
大きなかごに包み菓子を入れ、かぼちゃと秋の葉を添えたハロウィンの塗り絵です。お菓子の形を大きめにし、かごの編み目も細かくなりすぎないよう整理しています。
お菓子の色を自由に選びながら、子どもの頃のおやつや家族で食べたものへ会話を広げられます。10月のレクリエーションや、作品を並べて飾る活動にも向いています。
ハロウィンのお菓子を配った経験がない方も少なくありません。行事経験を尋ね続けず、駄菓子、果物、手作りのおやつなど、本人が話しやすい題材へつなげてください。
2.画像
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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「お菓子が入ったかごの絵があります。よかったら見てみませんか?」
- 「かごとお菓子、どちらから塗ってみましょうか?」
- 「包み紙は何色にすると楽しそうでしょう?」
- 「好きな色を何色使っても大丈夫ですよ。」
- 「絵を見ながら、お菓子のお話だけでも楽しめますよ。」
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4.塗り絵中の声かけ
- 「一番目に入るお菓子はどれですか?」
- 「包み紙を二色にするとしたら、何色を合わせますか?」
- 「子どもの頃、どんなおやつが好きでしたか?」
- 「近所にお菓子を買える店はありましたか?」
- 「秋になると、栗や芋のお菓子も増えますね。」
- 「家で作ってもらったおやつはありましたか?」
- 「かごは、どんな色にすると落ち着きそうでしょう?」
利用者さん:
「駄菓子屋によく行ったよ」
介護士:
「よく行くお店があったんですね。何を選ぶことが多かったですか?」
さらに:
「誰と一緒に行きましたか?」
利用者さん:
「母がおはぎを作ったよ」
介護士:
「手作りのおはぎだったんですね。」
さらに:
「あんこときなこでは、どちらが多かったですか?」
利用者さん:
「甘いものは苦手」
介護士:
「そうなんですね。好きだった食べ物は何ですか?」
さらに:
「秋に楽しみにしていた味はありましたか?」
5.介護士が知っておきたいポイント
色の組み合わせを評価しすぎない
見本と違う配色でも訂正しません。上手かどうかではなく、本人が選んだ色や話した言葉を受け止めます。
食べ物の経験には個人差がある
家庭環境や地域、年代によって、おやつの種類や手に入り方は異なります。「昔はこれを食べましたよね」と決めつけず、本人の話を待ちます。食事制限がある方には、実際に食べることを勧めるような声かけを避けます。
細かな部分を無理に塗らせない
包み紙やかごの線が見えにくそうな場合は、広いかぼちゃや背景から選べるようにします。疲れたら途中で終えてよく、会話だけでも十分な活動です。
6.ハロウィンのお菓子にまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和50年代(1975〜1984年)
日本ではハロウィン用品が一部の店で紹介され始め、1983年には原宿で一般参加のパレードが行われました。ただし、お菓子を配る習慣はまだ多くの家庭に馴染みがありませんでした。
平成初期(1989〜1998年)
輸入菓子や季節限定の包装を売り場で見かける機会が増えました。1997年には東京ディズニーランドで初のハロウィンイベントが開かれ、行事の認知も広がっていきました。
平成10〜20年代(1998〜2017年)
商業施設や地域行事で、仮装とともにお菓子を楽しむ催しが増えました。家庭で行うかどうかには地域差や世代差があります。
令和(2019年〜)
季節限定の菓子や包装が身近になり、施設レクでも秋の題材として扱われています。行事の経験がなくても、昔のおやつや買い物の話を楽しめます。








