【11月】落ち葉キャッチの塗り絵

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1.塗り絵の説明

紅葉した大きな木の下で、親子が空から舞う落ち葉を両手で受け止めようとしている場面を描いた塗り絵です。11月らしい晩秋の空気や季節の行事を取り入れながら、主役となる人物と道具を大きく見やすく配置しています。

落ち葉キャッチにまつわる、自分が子どもだった頃の記憶と、子どもや孫と過ごした記憶の両方へ会話を広げやすい題材です。 線や塗り分けを細かくしすぎていないため、介護施設やデイサービスのレクリエーションでも使いやすくなっています。

同じ遊びや季節の過ごし方でも、道具、呼び名、場所は年代や地域によって異なります。決まった思い出を求めず、利用者さんが話した言葉を起点に、その人らしい経験を聞いてみてください。

2.画像

紅葉した大きな木の下で、親子が空から舞う落ち葉を両手で受け止めようとしている様子を、太く見やすい黒線で描いた高齢者向け塗り絵 紅葉した大きな木の下で、親子が空から舞う落ち葉を両手で受け止めようとしている同じ構図を、11月らしい赤、黄、茶、落ち着いた青や緑でやさしく彩った着色見本

印刷機能を準備しています。ダウンロードボタンはそのまま利用できます。

色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。

3.塗り絵を始めるときの声かけ

・今日は落ち葉キャッチの絵があります。よかったら一緒に見てみませんか?
・最初に目に入ったところから、ゆっくり始めてみましょうか。
・使ってみたい色があれば、好きなものを選んでくださいね。
・お話をしながらでも、静かに塗っても、どちらでも大丈夫です。
・疲れたら途中で休めますので、無理のないところまで楽しみましょう。

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4.塗り絵中の声かけ

・この場面には、どのような色が合いそうですか?
・落ち葉キャッチは、どのような場所で楽しむことが多かったでしょう。
・落ちてくる葉を何枚つかめたかについて、何か思い浮かぶことはありますか?
・一緒にいた人は、どなたでしたか?
・遊び方や呼び名、季節の過ごし方は地域で違っていましたか?
・道具は買った物でしたか。それとも身近な物で作りましたか?
・子どもやお孫さんと、この場面に似た経験はありますか?
・話してくださった場面を思い浮かべながら、色を選んでみるのもよさそうですね。

利用者さんの言葉から会話を広げる例

利用者さん:「昔、落ち葉キャッチをしたよ」

介護士:「どのような場所で楽しんでいたんですか?」

さらに:「そのとき一緒にいた人や、周りの景色はどんな様子でしたか?」

利用者さん:「子どもや孫とも落ち葉キャッチをしたよ」

介護士:「一緒に過ごしたとき、どんな様子でしたか?」

さらに:「うまくできたときや笑ったときのことも、よかったら聞かせてください。」

利用者さん:「落ちてくる葉を何枚つかめたかが印象に残っているよ」

介護士:「そこが特に心に残っているんですね。」

さらに:「その日の季節や音、周りにいた人についても思い浮かぶことはありますか?」

5.介護士が知っておきたいポイント

色見本はあくまで一例です。実際と異なる色を選んでも訂正せず、その人が選んだ色や塗り方を尊重します。完成を急がせず、途中で会話だけになったり、その日に仕上がらなかったりしても問題ありません。

回想は引き出すものではなく、本人の言葉が自然に出たときに受け止めて広げるものです。 「覚えていますか?」を繰り返さず、「どんな場所でしたか」「一緒にいたのはどなたですか」など、答えを限定しない声かけを使います。職員が考える昔の暮らしを当てはめず、地域差や家庭差にも配慮してください。

表情や手の動きから疲れが見えたら休憩を勧めます。色鉛筆を持ちにくそうな場合は太めの物を用意し、絵が見えにくそうな場合は照明や紙の位置を調整します。塗ることよりも、本人が無理なくその時間を楽しめているかを大切にします。

落ち葉キャッチを実際に再現する場合は、上を向いたまま走らず、周囲を確認します 塗り絵の会話だけで楽しむ選択も大切にしてください。

6.落ち葉キャッチにまつわる年代別の出来事・暮らし

昭和20年代(1945〜1954年)

戦後の暮らしの中では、玩具や材料を十分にそろえられない家庭もありました。落ち葉キャッチのように、身近な自然や家にある物、簡単な道具を使う楽しみは、地域や家庭ごとの工夫とともに伝えられていました。

昭和30年代(1955〜1964年)

子どもたちは学校の校庭、路地、空き地、神社の境内や家の庭など、身近な場所で季節を感じていました。落ち葉キャッチも家族や友達と顔を合わせ、その場で教え合いながら楽しむ機会がありました。

昭和40〜50年代(1965〜1984年)

テレビや市販の玩具が身近になる一方で、昔からの遊びや季節の手仕事も学校や地域、家庭の中で続きました。自分が楽しむ側から、年下のきょうだいや自分の子どもへ落ち葉キャッチを伝える側になった人もいます。

平成以降(1989年〜)

生活環境が変わってからも、落ち葉キャッチは家族の交流、学校行事、地域活動などで親しまれてきました。孫と一緒に楽しんだことや、昔のやり方を見せたことが、近年の思い出として残っている場合もあります。

年代の区切りだけで経験を決めつけることはできません。同じ時代でも地域や家庭によって過ごし方は異なるため、本人が話した内容をそのまま大切にしてください。

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