1.塗り絵の説明
玄関のテーブルに、三つのかぼちゃランタンとランタン、秋の葉を飾った場面の塗り絵です。かぼちゃを大きく描き、背景を整理しているため、色鉛筆で塗る面を広く取れます。
ハロウィンらしさを楽しみながら、秋の飾りや玄関の思い出へ会話を広げやすい題材です。介護施設やデイサービスでは、10月の季節レクや作品展示にも使えます。
日本でハロウィンが身近になったのは比較的新しいため、行事の経験がない方もいます。昔の体験を無理に尋ねず、かぼちゃや秋の色、灯りなど、本人が話しやすいところから楽しんでください。
2.画像
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色見本と同じ色に塗る必要はありません。本人が選んだ色や好きな色を大切にしてください。
3.塗り絵を始めるときの声かけ
- 「今日は、かぼちゃの飾りの絵があります。よかったら見てみませんか?」
- 「大きなかぼちゃと小さなかぼちゃ、どちらから塗ってみましょうか?」
- 「秋らしい色がそろっています。気になる色はありますか?」
- 「ランタンの灯りは、どんな色にすると温かく見えそうでしょう?」
- 「塗らずに絵を見ながらお話しするだけでも大丈夫ですよ。」
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4.塗り絵中の声かけ
- 「かぼちゃは、どの色から使ってみましょうか?」
- 「オレンジ以外の色にしても楽しそうですね。」
- 「秋になると、玄関や部屋に何を飾っていましたか?」
- 「この灯りは、夜になるとどんな雰囲気になりそうでしょう?」
- 「かぼちゃを料理するとしたら、何が好きですか?」
- 「秋の葉は、赤や黄色のほかにどんな色がありそうですか?」
- 「今選ばれた色が、かぼちゃによく合っていますね。」
利用者さん:
「昔はハロウィンなんてなかったよ」
介護士:
「そうですよね。秋にはどんな行事が楽しみでしたか?」
さらに:
「その日は、ご家族で何か食べるものがありましたか?」
利用者さん:
「かぼちゃは煮物にしたね」
介護士:
「どんな味つけで作っていましたか?」
さらに:
「よく一緒に食べたおかずもありましたか?」
利用者さん:
「玄関に花を飾っていたよ」
介護士:
「季節の花を飾っていたんですね。」
さらに:
「秋にはどんな花を選ぶことが多かったですか?」
5.介護士が知っておきたいポイント
色や経験を訂正しない
かぼちゃが青や紫になっても、本人が選んだ色をそのまま受け止めます。見本と同じにすることより、本人が選ぶ時間を大切にします。
ハロウィンの経験を前提にしない
日本で広く親しまれるようになったのは比較的新しい行事です。「昔もやりましたよね」と決めつけず、知らないという言葉も自然に受け止めます。秋の収穫、かぼちゃ料理、飾り、夜の灯りなどへ話題を移せます。
疲れや見えにくさを見る
完成を急がせず、手や肩が疲れていないか、色鉛筆を持ちにくくないか、線が見えにくくないかを確認します。途中でやめても、会話だけになっても問題ありません。
6.ハロウィンにまつわる年代別の出来事・暮らし
昭和50年代(1975〜1984年)
日本では、1970年代から一部の店でハロウィン用品が扱われるようになりました。1983年には原宿で一般参加のパレードが行われましたが、家庭の年中行事として経験した人はまだ多くありませんでした。
平成初期(1989〜1998年)
輸入雑貨や菓子の売り場などで、かぼちゃや魔女を使った秋の飾りを目にする機会が少しずつ増えました。1997年には東京ディズニーランドで初めてハロウィンイベントが開かれています。
平成10〜20年代(1998〜2017年)
テーマパークや商業施設、地域行事を通じて、仮装や飾り、お菓子を楽しむ行事として広がりました。家庭や職場での取り入れ方には大きな差があります。
令和(2019年〜)
季節の装飾や写真、地域交流の題材として幅広く使われています。経験の有無にかかわらず、秋の色やかぼちゃを楽しめる行事として扱えます。








