希望休・夜勤・必要人数を整理して、
1か月分の勤務シフトを自動作成
介護施設や福祉施設のシフト作成では、希望休だけでなく、夜勤回数、夜勤明け、連勤上限、勤務ごとの必要人数、職員同士の組み合わせなど、多くの条件を同時に確認しなければなりません。無料Webアプリ「楽カイSCE」は、こうした条件を画面から登録し、1か月分の勤務表作成と条件チェックを支援するツールです。
- 希望休や夜勤条件を確認しながらシフトを作るのに時間がかかっている
- 勤務ごとの必要人数を数え直す作業を減らしたい
- 夜勤回数や勤務の偏りを確認しやすくしたい
- 作成した勤務表をExcelやCSVで保存したい
- 施設共通の設定を保存し、翌月のシフト作成へ引き継ぎたい
介護施設のシフト作成が大変になる理由
介護施設の勤務表は、単に空いている職員を勤務日に割り当てれば完成するものではありません。早番・日勤・遅番・夜勤といった勤務区分に加え、希望休、有給休暇、研修、会議、職員ごとの勤務可能時間などを確認する必要があります。
さらに、時間帯別の必要人数、夜勤明けの扱い、最大連勤数、経験のある職員の配置、特定職員の組み合わせなど、施設独自の条件もあります。条件が増えるほど、Excelや紙だけで全体を見渡すことが難しくなり、修正によって別の条件違反が発生することもあります。
楽カイSCEは、こうしたシフト条件を項目ごとに整理し、勤務表の自動作成から完成後の検査までを一つの画面で行えるようにしたWebアプリです。
無料シフト作成Webアプリ「楽カイSCE」とは
楽カイSCEは、介護施設・福祉施設の勤務シフト作成を支援する無料ツールです。ソフトのインストールやメールアドレスの登録は不要で、Webブラウザから利用できます。
施設独自の勤務を登録
早番・日勤・遅番・夜勤などの名称、記号、開始時刻、終了時刻、休憩時間を施設に合わせて設定できます。
職員ごとの条件を設定
担当できる勤務、勤務可能な曜日や時間、夜勤回数、公休数、月間実働時間の上限などを登録できます。
希望休をカレンダー入力
希望休、有給、介護休暇、看護休暇、希望勤務などを月間カレンダーからまとめて入力できます。
必要人数を条件化
勤務シフト別・時間帯別の必要人数や、一定レベル以上の職員を含める条件を設定できます。
勤務表を自動作成・検査
入力した条件から勤務表を作成し、公休数、夜勤、必要人数、職員ペアなどを個別に検査します。
Excel・CSVへ出力
完成した勤務表をExcelまたはCSVで保存できます。AI作成用・転記用のMarkdown出力にも対応しています。
楽カイSCEで設定できる主なシフト条件
| 設定項目 | 登録できる内容 |
|---|---|
| 基本設定 | 対象年月、標準公休数、施設名、部署名、施設種別 |
| 勤務・休暇コード | 早番・日勤・遅番・夜勤・明け・希望休・有給・特別休暇など |
| 職員情報 | 雇用形態、役職、職種、担当可能勤務、勤務可能曜日・時間、在籍期間 |
| 月間予定 | 希望休、希望勤務、研修、会議、委員会、行事、欠員、応援職員 |
| 配置条件 | 勤務別・時間帯別の必要人数、職員レベル、曜日・指定日ごとの例外 |
| 勤務ルール | 最大連勤数、夜勤回数、夜勤明け、職員ペア、勤務の偏りなど |
条件には「必ず守る条件」と「できれば反映したい希望」を分けて設定できます。すべてを同じ強さの条件にしないことで、作成できない原因や調整すべき項目を確認しやすくなります。
勤務シフトを作成する基本的な流れ
- 基本設定を登録する 対象年月、公休数、施設情報、施設で使用する勤務コードや休暇コードを設定します。
- 職員情報を登録する 各職員が担当できる勤務、勤務可能時間、公休数、夜勤回数などを入力します。
- 今月の希望と予定を入力する 希望休、希望勤務、研修、会議、固定予定、欠員などを月間カレンダーへ登録します。
- 配置条件を設定する 勤務別・時間帯別の必要人数や、職員ペア、能力レベルなどの条件を設定します。
- シフトを作成して確認する 「シフトを作成する」を押し、作成された勤務表と条件違反・要確認項目を確認します。
- 手直しして出力する 必要に応じてセルを変更・固定し、再検査したうえでExcelやCSVへ出力します。
作成後の勤務表も手直し・再検査できる
自動作成された勤務表は、そのまま確定するのではなく、画面上で内容を確認して手直しできます。変更したくないセルを固定して再作成することも可能です。
手作業で勤務を変更した後は「勤務表を再チェック」を実行すると、現在の勤務表が入力条件を満たしているかを再検査できます。公休数、夜勤入りと明け、必要人数、職員ペアなどを項目別に確認できるため、修正によって別の条件が崩れていないかを見つけやすくなります。
Excel・CSV・AI用ファイルに出力できる
完成した勤務表は、職員名を縦、日付を横に並べたExcelまたはCSV形式でダウンロードできます。日付ごとの勤務人数や、職員ごとの勤務回数も確認できます。
また、条件が複雑でアプリの自動作成だけでは完成しない場合に備え、職員・希望・必要人数などをまとめたAI作成用Markdownも出力できます。完成した勤務表を施設独自のExcel様式へ移すための、AI転記用Markdownにも対応しています。
生成AI用ファイルはアプリから外部サービスへ自動送信されません。ダウンロード後、利用者自身が内容を確認し、必要に応じてChatGPTやGeminiなどへ渡します。
入力データと保存について
楽カイSCEの入力内容は自動保存されません。作業を中断するときや終了するときは、画面上部の「作業データを保存」からJSON形式の設定ファイルを手元へ保存してください。次回は「設定ファイルを読込」から続きの作業を再開できます。
利用前に知っておきたい注意点
楽カイSCEは、勤務表作成を支援するツールです。すべての条件を自動で解決したり、労務・法令上の適合性を保証したりするものではありません。
- 希望休や必須勤務が正しく反映されているか
- 公休数、夜勤回数、連勤数に誤りがないか
- 各勤務・時間帯の必要人数を満たしているか
- 夜勤明けと翌日の勤務が施設ルールに合っているか
- 職員の契約条件や就業規則に反していないか
- 資格・経験・業務内容を踏まえた安全な配置になっているか
完成した勤務表を職員へ配布する前に、必ずシフト担当者や管理者が内容を確認してください。多くの入力項目と月間勤務表を扱うため、実際の登録作業はパソコンなどの大きな画面で行うことをおすすめします。
楽カイSCEについてのよくある質問
利用料金や会員登録は必要ですか?
楽カイSCEは無料で利用できます。メールアドレスの登録や会員登録も必要ありません。
ソフトのインストールは必要ですか?
インストールは不要です。Webブラウザからシフト作成画面を開いて利用できます。
入力途中のデータを翌月も使えますか?
「作業データを保存」で設定ファイルを保存できます。翌月はそのファイルを読み込み、対象年月や希望休などを変更して再利用できます。
作成したシフトをExcelで保存できますか?
完成した勤務表はExcel形式とCSV形式でダウンロードできます。作業を再開するための設定ファイルは別に保存してください。
ChatGPTやGeminiがないと利用できませんか?
通常のシフト自動作成、条件チェック、Excel・CSV出力には生成AIは必要ありません。複雑な条件をAIへ依頼したい場合や、施設独自の様式へ転記したい場合にAI用ファイルを利用できます。
自動作成された勤務表をそのまま配布できますか?
そのまま配布することはおすすめしません。希望休、公休数、夜勤、連勤、必要人数、契約条件などを担当者が確認し、施設の責任で確定してください。
まずはテストデータでシフト作成をお試しください
最初から職員情報をすべて入力しなくても、用意されたテストデータで勤務表の自動作成、条件チェック、出力まで確認できます。
