介護マニュアルがあるのに職員が使わないのはなぜ?現場で使える運用の見直し方

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介護職員が手順書を開き、置き場所・読みやすさ・見直しを確認する記事全体のイラストです。

「マニュアルに書いてあるのに、なぜ見てもらえないのだろう」。人によって説明が違い、同じ質問が続くと、現場リーダーも困ってしまいます。一方で、職員にはそもそもどこにあるのか分からないという迷いがあるかもしれません。

正式な手順を確認したいのに、必要な場面で見つからない。結局、その場の判断で進めてしまう。こうした状況を考える時は、「読むように伝えたか」と併せて、必要な時に確認できる状態かを確かめたいところです。

この記事では、介護マニュアルの置き場所、読みやすさ、現場とのずれ、見直す担当を整理します。すべてを書き直そうと抱え込まず、次の勤務で迷いが起きた業務を一つ選び、職員と手順を開くところから考えていきましょう。

この記事を読むと分かること

  • 使われない背景
  • 置き場所の確認
  • 手順の見直し方
  • 更新担当の整理

一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます

  • 場所が伝わっていない
  • 教える内容が人で違う
  • 読む余裕がない
  • 更新担当が分からない

介護マニュアルは「あるか」より「必要な時に使えるか」を確認する

手順書の置き場所、読みやすさ、現場とのずれという三つの確認点を整理した図です。

マニュアルが使われない時は、置き場所・読みやすさ・現場とのずれを確認します。作成や配布で終えず、必要な時に確認でき、実践できる運用へ見直すことが大切です。

出典・根拠を確認

厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

知りたいことがいつでも容易に確認できるよう、例えば、業務手順書を職員全員に配布する、指針を現場のわかりやすい場所に置くなど、活用しやすくする工夫が求められます。

厚生労働省老健局振興課

介護サービス事業(居宅サービス分)における生産性向上に資するガイドライン改訂版 ~介護の価値向上につながる職場の作り方~

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

上記で決めた新たな業務の手順を手順書に落とし込みます。
ただし、文字が多い手順書では、読むのに時間がかかり、結局現場では活用されないといった事態が発生します。

厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

業務手順書の内容は、日常の業務で確実に実践されているか、記載内容が実態と整合しているか絶えず確認することが重要です。また、業務手順書に沿ったケアが現場で行われていない場合には、見直しや検証が必要です。

現場では、読むよう伝えたのに、また誰かに聞いている姿を見て戸惑うことがあります。ここからは、職員が確認するまでのどこに困りごとがあるのかを整理します。

手順を確かめたい時に、置き場所が分からない。近くの人の説明と、別の人の説明も違う。こうした場面では、何を正式な基準として見ればよいか迷います。リーダーが確認する対象を、職員が実際に手に取れる場所と、そこで分かる内容に絞ってみましょう。

必要な場所から、知りたい手順を開けるか

介護職員が実際の置き場所から手順書を開き、必要な箇所を確かめる様子を描いたイラストです。

「あのファイルに入っている」と伝えても、職員にはその場所が分からないままかもしれません。置いた人が知っていることと、使う人が必要な時に確認できることには、ずれがないか確かめたいところです。

事故予防のガイドラインでは、知りたいことをいつでも容易に確認できる工夫が示されています。感染対策の手引きでも、日常業務で参照できるよう、手に取りやすい場所に置くことを挙げています。

迷った業務の手順を職員と実際に開いてみましょう。探す場所が分からないのか、開いた先の必要箇所が分からないのか。確認しやすさを見直す入口になります。

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厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

知りたいことがいつでも容易に確認できるよう、例えば、業務手順書を職員全員に配布する、指針を現場のわかりやすい場所に置くなど、活用しやすくする工夫が求められます。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

日常業務の際、必要な時に参照できるように、いつも手に取りやすい場所に置くこと。

守られない箇所は、実態と照らして見直す

読むように伝えても、同じ箇所で迷いが残ると、「何度説明すればよいのだろう」と感じることがあります。注意を重ねる前に、手順の内容が実際の業務で使えるかを確かめる視点を持ちたいところです。

感染対策の手引きは、守られにくい箇所について、施設や利用者の実態に合うか、実行可能かを確認するとしています。誰でも見直しを提案できる仕組みも挙げています。

会議や訓練で確認する際は、「読んだか」に加え、「この内容で実際に動けるか」を職員と確かめます。守れないという声だけで手順を省くのではなく、実施状況と内容を照らし、どの箇所の見直しが必要かを整理しましょう。

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厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

遵守されにくい箇所については、介護施設や事業所、利用者の実態にあっているか、実行可能な内容となっているか等を確認します。
実施状況に照らし、実態にあわないところは定期的に見直します。
誰でも内容の見直しを提案できる仕組みをつくります。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

実践をイメージした訓練の実施や会議等を通して、記載内容が現実に実践できることであるかを確認すること。
遵守状況を定期的に確認(自己確認、相互確認)すること。

現場の困りごとを議題に変えるには

まず確かめたいのは、職員が必要な時に手順を確認できるか、記載どおりに実践できるかです。迷いが起きた業務の場所と内容を一緒に確かめ、見直しが必要な箇所を絞ってみましょう。


介護マニュアルが使われない現場で起きている3つの場面

場所、説明、見直す担当が分からないという三つの迷いを、手順書の周りに示した図です。

現場では、マニュアルを用意した側と、使う側で困っていることが違う場合があります。「見てほしい」という思いだけでは、そのずれをつかみきれません。

マニュアルがどこにあるか分からず、属人的なことも多く、正式な手順をその場で確認できないまま、結局「適当にやった」ことがありました。消毒関係の業務だった気がしますが、詳しい内容までははっきり覚えていません。この話で振り返りたいのは、何を使って何をしたかという曖昧な詳細ではなく、確認するはずのマニュアルの場所が分からず、その場で正式な手順を確かめられなかったことです。「適当にやった」をよしとするのではなく、手順を確認する場所が分からない状態を、使う側の具体的な困りごととして見直したいところです。

手順を見たいのに、マニュアルの場所が分からない

「分からなければマニュアルを見て」と伝えられても、そのマニュアルにたどり着けないことがあります。探すところから迷っているのに、読む気がないと受け取られたら、職員とリーダーの話はかみ合いません。まずは、どこで手順を確認しようとしているのかを確かめます。

この場面の困りごとは、内容を理解する前に、確認する場所が分からないことです。ファイルを用意し、配布したという事実だけで、確認しやすさまで分かったことにはできません。

事故予防のガイドラインは、知りたいことをいつでも容易に確認できるよう、配布や分かりやすい場所への配置を工夫するよう示しています。

リーダーが置き場所を説明する時は、職員が迷った業務の手順を同じ場所で確認してみましょう。置き場所の説明に加え、必要な内容を見られるかを一緒に確かめます。

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厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

知りたいことがいつでも容易に確認できるよう、例えば、業務手順書を職員全員に配布する、指針を現場のわかりやすい場所に置くなど、活用しやすくする工夫が求められます。

人によって説明が違い、何を基準にすればよいか迷う

職員同士が一つの手順書の同じ箇所を見て、施設としての説明を確かめるイラストです。

人に聞いても説明が違うと、職員は誰に合わせればよいか迷います。リーダーも、その都度説明するだけでは、何を共通の基準にするかを伝えきれません。人の名前ではなく、正式な手順のどの箇所を確認するのかに話を戻したい場面です。

ここでの困りごとは、「聞けば分かるはず」という前提と、聞く相手によって説明が違う状況のずれです。質問したことだけで、共通の手順を確認できたとは限りません。

事故予防のガイドラインは、業務手順書を整備する意義として、どの職員が担当しても標準的な方法・手順で実施することを挙げています。

説明が食い違った時は、リーダーと職員で同じ手順書の該当箇所を確認しましょう。「誰から聞いたか」を確かめるだけで終わらず、「施設として何を示しているか」を確認することが、手順書の役割に沿った整理です。

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厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

指針を通じて施設の事故予防やリスクマネジメントに対する考え方・体制など事故予防に関する基本的なあり方を施設内に浸透させ、業務手順書の整備によりどの職員が担当しても標準的な方法・手順による実施を担保し、ケアの目的を安全かつ確実に達成することができるようになります。

決定事項を同じ理解で伝えるには

新旧の内容が気になっても、見直す担当が分からない

手元の内容が古いのではないかと思っても、誰に確認すればよいか分からない。リーダー自身も、どこまで直してよいのか迷うことがあります。気づいた箇所をそのままにせず、見直しを扱う担当と機会を確かめたいところです。

「気づいた人が、そのうち直す」という状態では、担当や時期が見えません。古い内容と新しい内容が気になる場面では、誰が、いつ内容を見直すのかを確認する必要があります。

感染対策の手引きは、感染対策委員会の活動として指針・マニュアルの作成と見直しを挙げ、あらかじめ見直し時期と担当者を決めるよう示しています。また、実施状況に照らして見直し、誰でも提案できる仕組みを挙げています。

感染対策のマニュアルなら、まず担当者と次の見直し時期を確認し、実態と合わないと感じた箇所を伝えましょう。リーダー一人で全文を直すかどうかを悩む前に、決まっている役割を確かめるところから始められます。

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介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

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施設の指針・マニュアル等を作成・見直しをします。あらかじめ、見直し時期や担当者を決めておきましょう。

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介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

遵守されにくい箇所については、介護施設や事業所、利用者の実態にあっているか、実行可能な内容となっているか等を確認します。
実施状況に照らし、実態にあわないところは定期的に見直します。
誰でも内容の見直しを提案できる仕組みをつくります。

見直しを委員会へつなげたいとき

場所が分からない、説明が違う、見直し先が分からない。困りごとによって確認する対象は変わります。職員が迷った箇所を聞き、置き場所・共通の手順・担当と時期のどこを確かめるか絞りましょう。

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介護の仕事と暮らしを、ちょっと良くする選択肢

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なぜ介護マニュアルは配っただけでは使われないのか

手順を探して読む段階から内容と実践の確認へ進み、配布後も見直す視点を示した図です。

「書いてあるから見れば分かる」と思っていても、勤務中には確認できず、人に聞いたり、その場で迷ったりすることがあります。ここでは、資料に示された使いやすさと実践の条件から、その背景を整理します。

置き場所を知っていても、必要な箇所がどこか分からない。読めたとしても、具体的に誰がどうするのか判断に迷う。こうした困りごとを一つの「読んでいない」で扱うと、リーダー自身も何を直すか絞れません。実際にどの段階で迷ったかを確かめる視点で見ていきましょう。

探して読むまでに手間がかかる

勤務中に手順を見たいと思っても、場所を探し、開いてから必要な説明を読む余裕がないと感じる場面があります。全部を読んでもらうことを先に求めるか、必要な部分を確認しやすくするか、リーダーも迷うところです。

居宅サービス分の生産性向上ガイドラインは、文字が多い手順書では読むのに時間がかかり、現場で活用されない事態が生じると指摘しています。

「内容を十分に書いた」という作成側の考えに対し、使う側には必要な時に手に取って確認できるかという問題があります。感染対策の手引きが挙げる、手に取りやすい場所への配置も、この確認に関わります。

リーダーは職員と手順を開く際、置き場所で迷うのか、読む箇所で迷うのかを見てみましょう。紙や端末という形式だけで判断せず、今使っているものを必要な場面で参照できるか、という問いから確認できます。

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厚生労働省老健局振興課

介護サービス事業(居宅サービス分)における生産性向上に資するガイドライン改訂版 ~介護の価値向上につながる職場の作り方~

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

上記で決めた新たな業務の手順を手順書に落とし込みます。
ただし、文字が多い手順書では、読むのに時間がかかり、結局現場では活用されないといった事態が発生します。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

日常業務の際、必要な時に参照できるように、いつも手に取りやすい場所に置くこと。

長い資料を新人向けに整理するには

全体の流れと細かな手順が整理されていない

全体の流れと場面ごとの細かな手順を分け、行動するための記載へつなぐ情報の階層図です。

詳しく書かれた説明を前にして、「今はどの部分を見ればよいのだろう」と迷うことがあります。短くすればよいと思っても、大切な内容まで落としそうで、見直す側も手をつけにくいところです。

感染対策の手引きでは、全体の流れを示す情報と、個別場面の細かな対応手順を、階層的に作る工夫を紹介しています。詳しさを保ちながら、情報の役割を分ける視点です。

情報の役割確かめたいこと
全体フロー大きな流れが分かるか
場面ごとの対応手順細かな対応が分かるか
行動するための記載いつ・誰が・何を・どうするか分かるか

リーダーは、職員が迷った場面をこのどこで確認できるかを見てみましょう。「一枚に収めるか」より、必要な場面と具体的な行動が結びついているかを確かめる見直しです。

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介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

全体の大きな流れを把握できる「全体フロー」と、個別場面での細かな「対応手順」等、階層的に作成すると分かりやすくなります。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

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一般論、抽象論ではなく、「いつ・どんな場合に」「誰が」「何を」「どうするか」等を明記すると、具体的に「動ける」ようになります。

指針と具体的な手順を整理するには

やらないことや、判断に迷った時の確認先が見えない

やることは書いてあっても、どこまで自分で判断してよいか迷う場面があります。「誰かに聞く」と言われても説明が人によって違えば、確認先についても戸惑いが残ります。

居宅サービス分の生産性向上ガイドラインは、業務の手順を整理する際、やるべきことと、やらないこと・やってはいけないことを話し合い、明確にするよう示しています。

また、感染対策の手引きでは、感染症発生時の連絡網を日頃から整え、関係者が参加する訓練で一連の手順を確認するとしています。

「分からなければ聞く」を運用するにも、何を確認し、誰につなぐかを確かめたいところです。自己判断で続けてよいか迷う業務では、施設の正式な手順にある禁止事項や確認先を見てみましょう。ここで新しい停止基準を決めるのではなく、定められた内容が伝わるかを確認します。

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厚生労働省老健局振興課

介護サービス事業(居宅サービス分)における生産性向上に資するガイドライン改訂版 ~介護の価値向上につながる職場の作り方~

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

ここまでの手順で見える化された3Mや工夫を踏まえ、より効率的に業務を実施するためにやるべきこと、また、やらないこと(やってはいけないこと)について話し合いましょう。誰がやっても同じ質のサービスが提供できるよう、手順を明確に決めます。

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介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

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日頃から、感染症発生時の関係者の連絡網を整備するとともに、関係者が参加して発生を想定した訓練を行い、一連の手順を確認しておきます。

作成後に、実際の使われ方を確かめていない

作って配った後にも同じ質問があると、「周知済みなのに」と感じることがあります。ただ、職員がどこで迷ったかを聞くと、リーダーが想定していた使い方とは違うかもしれません。

事故予防のガイドラインでは、手順が日常業務で実践されているか、記載が実態と合っているかを、継続して確認することを重視しています。作成したかと、実践されているかは別の確認です。

感染対策の手引きも、訓練や会議などで実践できる内容かを確かめ、遵守状況を自己確認・相互確認するとしています。ファイルを開いたことだけで、記載どおりに行えるかまで分かったとはいえません。

リーダーは、既存の会議などで迷いの残る箇所を取り上げ、実態と内容を照らしてみましょう。手順を無視してよいという話にはせず、理解と実践のどこに確認が必要かを見ていきます。

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厚生労働省老健局

介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

業務手順書の内容は、日常の業務で確実に実践されているか、記載内容が実態と整合しているか絶えず確認することが重要です。また、業務手順書に沿ったケアが現場で行われていない場合には、見直しや検証が必要です。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

実践をイメージした訓練の実施や会議等を通して、記載内容が現実に実践できることであるかを確認すること。
遵守状況を定期的に確認(自己確認、相互確認)すること。

見直した後の変化を確かめるには

探す・読む・判断する・実践するというそれぞれの段階で、確認することは違います。資料を用意した事実で終えず、必要箇所にたどり着けるか、内容が現場で実践できるかを確かめましょう。

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介護マニュアルの運用で迷いやすいこと

現場では、短くすべきか、もっと読むよう伝えるべきか、見直しを誰が担うかで迷います。対応を決める前に確かめたいことを整理します。

Q
長いマニュアルは、すべて短くした方がよいですか?
A

短くする際に必要な内容まで削りそうなら、まず全体の流れと、場面ごとの細かな手順を分けて確認してみましょう。感染対策の手引きでは、このように階層的に作る工夫を挙げています。職員が必要とする情報を、どこで確認できるかが見直しの焦点です。

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全体の大きな流れを把握できる「全体フロー」と、個別場面での細かな「対応手順」等、階層的に作成すると分かりやすくなります。

Q
読まない職員には、もっと読むよう注意すべきですか?
A

同じ注意を繰り返す前に、手順が実践されているか、記載が実態と合っているかを確かめましょう。守られにくい箇所については、実行可能な内容かの確認も必要です。職員と具体的な箇所を見ながら、どこで迷ったのかを確認します。

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介護保険施設等における事故予防及び事故発生時の対応に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/content/001569590.pdf

業務手順書の内容は、日常の業務で確実に実践されているか、記載内容が実態と整合しているか絶えず確認することが重要です。また、業務手順書に沿ったケアが現場で行われていない場合には、見直しや検証が必要です。

厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

遵守されにくい箇所については、介護施設や事業所、利用者の実態にあっているか、実行可能な内容となっているか等を確認します。

実施状況に照らし、実態にあわないところは定期的に見直します。

誰でも内容の見直しを提案できる仕組みをつくります。

Q
見直しは誰が、いつ行うものですか?
A

感染対策の手引きでは、感染対策委員会の活動としてマニュアルの作成・見直しを挙げ、見直し時期や担当者をあらかじめ決めるよう示しています。誰が直すのか迷ったら、まず自施設で決めている担当と時期を確認しましょう。

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厚生労働省老健局

介護現場における(施設系 通所系 訪問系サービスなど)感染対策の手引き 第3版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf

施設の指針・マニュアル等を作成・見直しをします。あらかじめ、見直し時期や担当者を決めておきましょう。

短くする、読むよう伝える、内容を更新する。それぞれの前に、情報の役割、実際の実施状況、担当と時期を確認します。いま迷っている箇所に合わせて、確かめる対象を絞ってみましょう。


あなたの負担を減らすおすすめ記事


明日は、迷いが起きた業務の手順を一緒に開いてみる

マニュアルを整えても、同じ質問や迷いが続けば、現場リーダーも疲れてしまいます。「また全部を直すのか」と考えると、手をつけにくいものです。

見直しの軸は、必要な時に確認できるか、内容が現場で実践できるかです。場所、読みやすさ、共通の手順、見直す担当を、実際の困りごとに沿って確かめます。

明日の一歩は、迷いが起きた業務を一つ選び、職員と実際の場所から手順を開いてみることにしてみませんか。全面改訂を考える前に、どこで迷うのかを確かめるところから始められます。

最後までご覧いただきありがとうございます。


更新履歴

  • 2026年5月26日:新規投稿
  • 2026年10月8日:内容を全面的にリライト
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