介護施設ブログのネタがない時の探し方|日常・レク・季節行事から記事にする方法

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介護施設ブログのネタがないと感じたら

「今月もブログを更新して」と言われても、現場では食事介助や排泄介助、記録、ナースコール対応で一日が終わります。レク中も見守りと転倒予防が優先で、いい表情に気づいても撮影できないことがあります。

行事だけをネタにすると、同じ写真と「皆様楽しまれていました」という文章が続きます。そこでネタを作るのではなく、普段の暮らしから一つ拾う視点へ切り替えます。色を選ぶ手、季節の食事、準備風景も記事の材料です。

全部を完璧に残す必要はありません。介助が重なる日は撮影せず、公開に迷う写真も使わないことが大切です。余裕がある職員が勤務の区切りに一行だけ気づきを残し、忙しい日はメモも求めない方法なら、現場の負担を増やしにくくなります。

この記事を読むと分かること

  • 日常のネタ探し
  • 写真なしの書き方
  • 本人意思の考え方
  • 撮影をやめる基準
  • 一行メモの回し方

一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます

  • 行事がないと書けない
  • 同じ文章ばかりになる
  • 写真の公開に迷う
  • 撮影まで手が回らない
  • 一人で全部抱えている

介護施設ブログのネタがないときは、行事ではなく日常を拾う

青いファイルを持ちながら正面を見る若い女性介護職員。重要書類、契約、報告書、苦情対応など少し重いテーマ向け。

現場では「施設の雰囲気が伝わる写真を」と求められても、介助や見守りから手を離せない場面があります。無理に撮影すると、担当者だけが疲れ、文章も毎回同じになりがちです。ここでは、日常を材料にしながら、撮影しない判断と本人の意思を守る考え方が分かります。

レクリエーションを進めながら、参加者を見守り、転倒リスクを確認し、写真まで撮るのは簡単ではありません。行事の記録を残したくても、排泄介助やナースコールが重なれば撮影を諦める場面があります。うまくいったのは、完成した行事写真ではなく、色を選ぶ手や準備の工夫など小さな一場面へ目を向けたときでした。介助が重なる日は写真なしへ切り替え、余裕がある職員だけが一言を残す形なら、無理に全部を背負わずに済みます。

今日の小さな選択を一つだけ拾う

現場では、誕生日会や季節行事がないと「今日は何もなかった」と感じます。しかし、食事を選ぶ、服装を決める、好きな色に手を伸ばすなど、日常には小さな意思決定があります。この項目では、行事の結果ではなく選ぶ過程を見る視点を整理します。

塗り絵なら完成品だけでなく、色を迷う手元や職員との短いやり取りも材料になります。体操に参加しなかった人が手だけ動かした場面も、無理に「楽しんだ」とまとめず、その日の反応として扱えます。勤務中に見つけた一場面を一つだけ残し、何も拾えない日は無理に意味づけしないことが現実的です。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

年齢や性別、病気の有無等に関わらず、誰もが日々の生活の中で多くの意思決定をしながら生活をしており、人生は意思決定の連続といえる。日常生活・社会生活の中では、何を食べるか、どのような服装にするかなどの身の回りの些細なことから、どこに誰と出かけるか、何を買うか、どのサービスを利用するかなど、1日の中でも多くの意思決定をする場面がある。意思が決まる過程には、すぐに決められるものもあれば、十分な情報や時間が必要な場合もある。

介助が重なる日は写真なしへ切り替える

いい表情に気づいても、食事介助やトイレ誘導の途中ではカメラを持てません。「担当なのに撮れなかった」と責めるより、まずケアを優先する日があると決めておく必要があります。この項目では、撮影できない条件を先に決める考え方を示します。

ブログ作成は利用者へ直接行う介助とは異なる業務です。現場の余裕がない時間帯まで撮影を求めると、特定の職員へ仕事が偏ります。撮影はその場で余裕がある職員だけが行い、介助や見守りが重なった時点で写真なしへ切り替えます。写真がない日は、後から思い出せる一言が残っていれば十分とします。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

本ガイドラインでは、「一人でも多くの利用者に質の高いケアを届ける」という介護現場の価値を重視し、介護サービスの生産性向上を「介護の価値を高めること」と定義しています。本事業における介護の仕事の価値を高める取組は、人材育成とチームケアの質の向上、そして情報共有の効率化です。この3つを生産性向上に取り組む意義とし、介護サービスの質の向上と人材定着・確保を目指します。また、評価の観点は量的な効率化と質の向上に加え、職員間での負担の偏りを是正しつつ、チームケアを通じてサービスを提供するという意識も重要です。

本人の意思を確認しにくい写真は使わない

認知症のある利用者が笑っている写真を見ると、明るい記事に使いたくなります。一方で、その笑顔だけで外部公開を望んでいると判断してよいか迷います。この項目では、言葉だけでなく身振りや表情を含めて意思を捉える前提を確認します。

本人の意思は、撮影者や家族の期待だけで決められるものではありません。普段の言葉、身振り、表情、嫌がる様子がないかを丁寧に見ます。それでも確認が難しい場合は、施設の確認手順へ戻り、掲載を保留します。手元、作品、食事、飾りなど別の素材へ切り替える選択も残します。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

意思決定支援は、本人の意思の内容を支援者の視点で評価し、支援すべきだと判断した場合にだけ支援するのではなく、日々の暮らしの中で、本人自身がどのような意思をもっているのかについて、まずは本人の表明した意思選好を確認し、本人の意思の確認がどうしても難しい場合には、推定意思・選好を確認する。なお、自ら意思決定できる早期の段階で、本人の意思を確認し、できる限り具体的な内容を記録として残しておくことも考えられる。認知症の人は、言語による意思表示がうまくできないことが多く想定されることから、意思決定支援者は、認知症の人の身振り手振り、表情の変化も意思表示として読み取る努力を最大限に行うことが求められる。

勤務の区切りに一行だけ気づきを残す

担当者だけが写真フォルダを見返しても、その場にいなければ小さな会話や反応までは分かりません。かといって、全職員へ長い記録を求めると新しい負担になります。この項目では、気づいた人が一行だけ残す運用を考えます。

勤務の区切りに余裕がある職員が、「飾りを見て昔の話が出た」「食事の色合いを見て手が止まった」など、個人情報を含めない短い素材を残します。ブログ担当者は、その一言から掲載候補を選びます。忙しい日は省略し、メモがないことを責めないのが限界線です。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

振り返りでは改善活動での障壁や成果、職員のモチベーションやコミュニケーションなど、目には見えない副次的な効果も含め整理し、記録しましょう。この記録こそが、まさに改善活動のノウハウとなり、今後の継続した改善活動や横展開の基礎となります。改善活動に終わりはありません。その意味では、課題を解決することよりも課題を発見し続けることの方が大切です。たとえば、ミーティングなどで当番がその日の勤務中に気づいたことを発表するなど、組織のなかに改善活動を継続する仕組みを作りましょう。

広報全体の負担も整理したい場合は

ネタ探しだけでなく、写真確認や公開前チェック、SNS投稿まで含めて整理したい場合は、介護施設の広報をAIで効率化する方法|ブログ・SNS・写真キャプションの作り方で、施設広報全体の負担を分ける考え方も確認できます。

ネタは大きな行事ではなく、日常の小さな選択や反応から拾えます。介助が重なる日は撮影せず、本人意思を確認しにくい写真も使いません。余裕がある日に一行だけ残すところから始めます。


介護施設ブログでよくあるネタ切れの4パターン

介護施設の廊下で、若い女性介護職員が両手を広げて説明するような仕草をしている。困りごとを伝えている場面。

現場では、毎月似た活動が続き、写真フォルダを開くたびに「また同じ記事になる」と感じます。明るく書く必要は分かっていても、実際の忙しさとのずれに疲れることがあります。

最初は、ブログのネタは誕生日会や季節行事から探すものだと考えがちです。行事がない月は文章が止まり、無理に書くと「皆様楽しまれていました」という薄い報告になります。さらに、顔写真を使えない、介助中は撮れない、担当者しか素材を探さないという条件が重なると、ネタ切れは自然に起こります。そこで、活動名ではなく小さな選択や反応を拾い、撮れない日は写真なしへ切り替えます。

大きな行事だけを探して、行事がない月に止まる

誕生日会、敬老会、クリスマスは書きやすい一方、毎年似た写真になります。通常の体操や塗り絵は「前にも書いた」と感じ、題材から外しがちです。うまくいったのは、行事名ではなく本人が何を選んだかを見る方法でした。

困りごとは、特別な出来事がないと記事が成立しないと思うことです。よくある誤解は、新しい行事を増やさなければ更新できないという考えです。日常には、食べる物、服装、出かける先など多くの小さな意思決定があります。勤務中に気づいた選択を一つだけメモし、変化がない日は無理に物語を作りません。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

年齢や性別、病気の有無等に関わらず、誰もが日々の生活の中で多くの意思決定をしながら生活をしており、人生は意思決定の連続といえる。日常生活・社会生活の中では、何を食べるか、どのような服装にするかなどの身の回りの些細なことから、どこに誰と出かけるか、何を買うか、どのサービスを利用するかなど、1日の中でも多くの意思決定をする場面がある。意思が決まる過程には、すぐに決められるものもあれば、十分な情報や時間が必要な場合もある。

集合写真が撮れず、記事にできないと思う

写真に顔、氏名、掲示物、居室内の物が写ると、使ってよいか迷います。結局、手元や後ろ姿しか残らず、「これでは雰囲気が伝わらない」と止まることがあります。そんなときは、写真の派手さではなくその場の選択や反応を文章に添えます。

困りごとは、顔が写った明るい写真を記事の前提にしていることです。よくある誤解は、笑顔が見えなければ日常を伝えられないという考えです。本人の意思は言葉だけでなく、身振りや表情からも丁寧に捉えます。掲載に迷う写真は使わず、手元、作品、食事、飾りへ切り替え、確認できる範囲だけを書きます。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

意思決定支援は、本人の意思の内容を支援者の視点で評価し、支援すべきだと判断した場合にだけ支援するのではなく、日々の暮らしの中で、本人自身がどのような意思をもっているのかについて、まずは本人の表明した意思選好を確認し、本人の意思の確認がどうしても難しい場合には、推定意思・選好を確認する。なお、自ら意思決定できる早期の段階で、本人の意思を確認し、できる限り具体的な内容を記録として残しておくことも考えられる。認知症の人は、言語による意思表示がうまくできないことが多く想定されることから、意思決定支援者は、認知症の人の身振り手振り、表情の変化も意思表示として読み取る努力を最大限に行うことが求められる。

介助中の職員に撮影まで集中する

レクリエーション中は、進行役、見守り役、転倒リスクを見る役が必要です。人手が少ない日は、一人がそのすべてと撮影を兼ねることがあります。写真が雑になるだけでなく、撮影を頼まれたこと自体が負担になるため、余裕がなければ撮らないと決めます。

困りごとは、担当者ならいつでも撮影できるという前提です。よくある誤解は、ブログ用の写真も通常業務と同時にこなせるという考えです。ガイドラインは、介護の価値向上と職員間の負担の偏りの是正を重視しています。撮影は余裕のある職員だけが行い、介助や見守りが重なった時点で写真なしへ切り替えます。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

本ガイドラインでは、「一人でも多くの利用者に質の高いケアを届ける」という介護現場の価値を重視し、介護サービスの生産性向上を「介護の価値を高めること」と定義しています。本事業における介護の仕事の価値を高める取組は、人材育成とチームケアの質の向上、そして情報共有の効率化です。この3つを生産性向上に取り組む意義とし、介護サービスの質の向上と人材定着・確保を目指します。また、評価の観点は量的な効率化と質の向上に加え、職員間での負担の偏りを是正しつつ、チームケアを通じてサービスを提供するという意識も重要です。

ネタ探しから執筆まで一人に偏る

ブログ担当者だけが写真を見返し、当日の様子を聞き、文章を整える状態では、担当者が休むと作業が止まります。その場を見ていないのに施設らしい文章を求められることもあります。まずは素材を残す役割と書く役割を分けることが必要です。

困りごとは、担当者がすべてを思い出す前提になっていることです。よくある誤解は、「ブログ担当」という名前が全工程の担当を意味するという考えです。業務の明確化、役割分担、記録、情報共有は別々の取組として整理できます。気づいた職員は一行だけ残し、担当者は候補選びと文章化を担います。忙しい日はメモを省略します。

一行メモを文章に変える場合は

短いメモは残せても、そこからブログ本文やSNS投稿文に整えるところで止まる場合は、〖ダウンロードページ〗介護ブログプロンプトメーカー|施設ブログ・SNS投稿文のAI依頼文を作成する無料ツールで、AIへ渡す依頼文を作る方法も確認できます。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

介護サービスにおける生産性向上の取組は下記の7つに分類することができます。業務の明確化と役割分担の見直しにより、ムリ・ムダ・ムラを削減して、マスターラインを再構築する。理念やビジョンをもとに職員の経験値、知識を可視化・標準化することで、若手を含めた職員全体の熟練度を養成する道筋を作る。項目の見直しやレイアウトの工夫などにより、情報を読み解きやすくする。ICTなどを用いて転記作業の削減や、一斉同時配信による報告申し送りの効率化、情報共有のタイムラグの解消を図る。

ネタ切れは、行事不足だけでなく、顔写真への依存、介助中の撮影、担当者への集中で起こります。小さな選択を拾い、撮れない日は切り替え、素材を残す役割を一行まで小さくします。


なぜ介護施設ブログのネタがないと感じるのか

介護施設のナースステーションで、若い介護職員が書類や記録を確認している様子。周囲では他の職員も業務を行っている。

現場では、毎日利用者と関わっているのに、記事にしようとすると何も浮かばないことがあります。この背景には、行事中心の見方、撮影と介助の優先順位、本人意思の確認、曖昧な役割が関係しています。ここでは、ネタ切れが起きやすい理由を整理します。

「施設らしい明るい記事」を考えるほど、日常の小さな場面を地味だと判断しやすくなります。写真が撮れない日は失敗、笑顔の集合写真がない日は素材不足と考えると、現場の実感と記事が離れていきます。見方を変えたきっかけは、完成や盛り上がりではなく、本人が選ぶ途中や職員の声かけの変化に注目したことでした。記事のために出来事を増やさず、拾う対象と撮影をやめる条件を先に決めます。

ネタを行事の結果だけに限定しているから

体操、塗り絵、食事は毎日のように続くため、「また同じ」と見えます。完成品や集合写真だけを探すと、小さな違いを見落とします。行事名よりも、何を選び、どう迷い、どんな反応を示したかへ視点を移します。

建前特別な出来事を分かりやすく報告する
現実行事は毎月なく、同じ活動が続く
起きる問題日常を「ネタではない」と除外する
具体運用勤務中に見つけた小さな選択を一つだけ残す

日常には多くの意思決定があります。変化が見つからない日は無理に意味づけせず、次の勤務で別の場面を探します。

タイトルで止まる場合は

小さな選択や反応を拾えても、見出しが「日常の様子」だけになってしまう場合は、介護施設ブログのタイトルの付け方|家族・入居希望者に読まれる見出し例で、出来事を伝わりやすいタイトルに変える考え方も確認できます。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

年齢や性別、病気の有無等に関わらず、誰もが日々の生活の中で多くの意思決定をしながら生活をしており、人生は意思決定の連続といえる。日常生活・社会生活の中では、何を食べるか、どのような服装にするかなどの身の回りの些細なことから、どこに誰と出かけるか、何を買うか、どのサービスを利用するかなど、1日の中でも多くの意思決定をする場面がある。意思が決まる過程には、すぐに決められるものもあれば、十分な情報や時間が必要な場合もある。

撮影と介助の優先順位が曖昧だから

行事中にいい表情があっても、同時に見守りや介助が必要なら撮影できません。それでも「担当だから撮る」と考えると、写真が残らないことを個人の失敗にしやすくなります。先に撮影をやめる条件を決めます。

建前活動の様子をできるだけ残す
現実直接的なケアと間接業務が同時に重なる
起きる問題特定の職員へ負担が偏る
具体運用介助や見守りが重なった時点で写真なしへ切り替える

撮影担当を置けない日は、後から使える一言だけ残します。その一言も難しい日は、更新のために追加業務を求めません。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

本ガイドラインでは、介護に関する業務を、利用者に直接触れて行う介護を「直接的なケア」とし、それ以外の業務を「間接的業務」に分け、取組成果の考え方を「質の向上」および間接的業務の「量的な効率化」の2つの視点からとらえています。また、特定の個人への仕事の偏りを是正することは、仕事に対するモチベーションの向上につながります。その結果、利用者とのコミュニケーションは増え、より理解が深まり、また職員間のコミュニケーションも豊かになるなど、チームケアが促進され明るい職場作り、楽しい職場作りにつながります。

笑顔だけでは本人の意思を判断しにくいから

家族に安心してほしいと思うほど、笑顔の写真を選びたくなります。しかし、本人がその場を楽しんでいることと、外部公開を望むことを同じにしてよいか迷います。本人が意思を表しやすい状況かまで見ます。

建前明るい表情で施設の雰囲気を伝える
現実本人が公開への意思を言葉で示しにくいことがある
起きる問題撮影者側の期待だけで判断しやすい
具体運用普段の言葉、身振り、表情を確認し、迷えば使わない

慣れない状況や疲れている時間帯では、本人の意思を十分に表せないことも考えます。確認できない素材は保留し、別の写真へ切り替えます。

家族への伝え方で迷う場合は

写真を使うか迷う場面では、明るく見せることよりも、確認できた様子を無理なく伝えることが大切です。家族に安心感を伝えたい場合は、介護施設ブログで家族に安心感を伝える書き方|広報っぽくなりすぎない文章例で、広報っぽくなりすぎない文章例も確認できます。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

意思決定支援者は、本人の意思を尊重する姿勢で接することが必要である。意思決定支援者は、本人が自らの意思を表明しやすいよう、本人が安心できるような姿勢で接することが必要である。意思決定支援者は、支援の際は、その都度丁寧に本人の意思を確認する。初めての場所や慣れない場所では、本人は緊張したり混乱するなど、本人の意思を十分に表明できない場合があることから、なるべく本人が慣れた場所で意思決定支援を行うことが望ましい。本人が急いで意思決定を行うことがないよう支援の時期についても配慮し、本人が集中できる時間帯を選ぶことや、疲れている時を避けることなどにも注意が必要である。

依頼が抽象的で、役割と限界が決まっていないから

「施設の雰囲気が伝わるように」とだけ言われると、何を撮り、誰に確認し、どこまで書くかが担当者任せになります。担当者は通常業務の合間に全部を抱えます。そこで、小さな役割と切替基準まで決めます。

建前職員みんなで良い記事を作る
現実素材集めと執筆が担当者へ集中する
起きる問題現場と管理側の期待がずれ、更新が止まる
具体運用気づいた人は一行、担当者は選定と文章化、迷う写真は保留

最初から大きな運用にせず、短い期間で試します。メモが負担になれば量を減らし、集まらない日は催促しません。

出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

改善活動は、あらかじめ定めた取組期間の中でPDCAを回しながら、小さな成功事例を作り出すとともに、取組を継続することが大切です。どんなに些細な成功事例であっても、積極的に事業所内に周知することで、他の職員の取組に対する心理的ハードルが下がり、取組における新たなアイデアや工夫の創出につながっていきます。改善活動で取り組む課題やゴール設定、期間や予算などの改善活動の範囲については、現場職員とマネジメント層との間で、入念な打ち合わせを行いましょう。改善活動では現場だけ、経営層だけなど一部で共有されるのではなく、常にお互いに「報告・連絡・相談」しながら進めましょう。

ネタ切れの背景には、行事結果への偏り、撮影と介助の競合、本人意思の確認、曖昧な役割があります。拾う対象と撮影中止の条件を決め、一行メモが負担なら減らすところまで含めて運用します。

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介護施設ブログの写真とネタに関するFAQ

現場では、「今日は写真を撮れなかった」「また同じ体操しかない」「この笑顔は掲載してよいのか」と、小さな判断で手が止まります。全部を記事にするのではなく、本人の意思、介助の優先、担当者の負担に戻って考えます。

Q
写真を撮れなかった日は更新を諦めるしかありませんか?
A
写真がない日は、勤務中に気づいた小さな選択や反応を一つだけ文章にします。介助や見守りが重なった場面では撮影を続けず、写真なしへ切り替えます。一言も残せないほど忙しい日は、担当者が後から無理に催促しません。
出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

本ガイドラインでは、介護に関する業務を、利用者に直接触れて行う介護を「直接的なケア」とし、それ以外の業務を「間接的業務」に分け、取組成果の考え方を「質の向上」および間接的業務の「量的な効率化」の2つの視点からとらえています。また、特定の個人への仕事の偏りを是正することは、仕事に対するモチベーションの向上につながります。その結果、利用者とのコミュニケーションは増え、より理解が深まり、また職員間のコミュニケーションも豊かになるなど、チームケアが促進され明るい職場作り、楽しい職場作りにつながります。

Q
顔を出せないと施設の雰囲気は伝わりませんか?
A
顔写真だけを材料にする必要はありません。手元、作品、食事、飾りなどに、本人が何を選んだか、どんな身振りや表情を示したかを添えます。ただし、確認できない反応を都合よく「楽しんでいた」と決めつけないことが大切です。
出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

意思決定支援は、本人の意思の内容を支援者の視点で評価し、支援すべきだと判断した場合にだけ支援するのではなく、日々の暮らしの中で、本人自身がどのような意思をもっているのかについて、まずは本人の表明した意思選好を確認し、本人の意思の確認がどうしても難しい場合には、推定意思・選好を確認する。なお、自ら意思決定できる早期の段階で、本人の意思を確認し、できる限り具体的な内容を記録として残しておくことも考えられる。認知症の人は、言語による意思表示がうまくできないことが多く想定されることから、意思決定支援者は、認知症の人の身振り手振り、表情の変化も意思表示として読み取る努力を最大限に行うことが求められる。

Q
認知症のある利用者が笑っていれば掲載してよいですか?
A
笑顔だけで掲載を決めません。本人の言葉、身振り、表情、普段の意思を丁寧に確認し、施設の確認手順に戻ります。本人が意思を表しにくい状況や、職員が判断に迷う場合は、掲載を保留して別の素材へ切り替えます。
出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

意思決定支援者は、本人の意思を尊重する姿勢で接することが必要である。意思決定支援者は、本人が自らの意思を表明しやすいよう、本人が安心できるような姿勢で接することが必要である。意思決定支援者は、支援の際は、その都度丁寧に本人の意思を確認する。初めての場所や慣れない場所では、本人は緊張したり混乱するなど、本人の意思を十分に表明できない場合があることから、なるべく本人が慣れた場所で意思決定支援を行うことが望ましい。本人が急いで意思決定を行うことがないよう支援の時期についても配慮し、本人が集中できる時間帯を選ぶことや、疲れている時を避けることなどにも注意が必要である。

Q
職員にメモを頼むと記録負担が増えませんか?
A
長文や専用記録を増やさず、勤務の区切りに一行だけ残します。「飾りを見て昔の話が出た」など、記事の種になる気づきだけで構いません。忙しい日は省略し、メモが集まらないことを担当者の催促で埋めないのが限界です。
出典元の要点(要約)

厚生労働省

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン 改訂版

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/Seisansei_kyotaku_Guide.pdf

振り返りでは改善活動での障壁や成果、職員のモチベーションやコミュニケーションなど、目には見えない副次的な効果も含め整理し、記録しましょう。この記録こそが、まさに改善活動のノウハウとなり、今後の継続した改善活動や横展開の基礎となります。改善活動に終わりはありません。その意味では、課題を解決することよりも課題を発見し続けることの方が大切です。たとえば、ミーティングなどで当番がその日の勤務中に気づいたことを発表するなど、組織のなかに改善活動を継続する仕組みを作りましょう。

Q
毎回同じ体操や塗り絵でも記事になりますか?
A
活動名ではなく、その日の選択や反応を一つに絞ります。選んだ色、参加の仕方、職員とのやり取りなど、確認できた範囲を書きます。前回との違いが見つからない日は、無理に変化や成果を作らず、別の日の素材を待ちます。
出典元の要点(要約)

厚生労働省

認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf

年齢や性別、病気の有無等に関わらず、誰もが日々の生活の中で多くの意思決定をしながら生活をしており、人生は意思決定の連続といえる。日常生活・社会生活の中では、何を食べるか、どのような服装にするかなどの身の回りの些細なことから、どこに誰と出かけるか、何を買うか、どのサービスを利用するかなど、1日の中でも多くの意思決定をする場面がある。意思が決まる過程には、すぐに決められるものもあれば、十分な情報や時間が必要な場合もある。

写真やネタに迷ったら、本人の意思、介助の優先、担当者の負担へ戻ります。撮れない日は写真なし、迷う写真は保留、メモは一行までとし、忙しい日は追加作業を求めません。


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負担が偏ってつらい場合は

ネタ探しや写真確認だけでなく、本来業務以外の仕事が特定の職員に集まり続けている場合は、今の働き方を見直す判断材料として、介護職の求人、募集は【レバウェル介護】を確認しておくのも一つの方法です。

介護施設ブログのネタ探しは、一行の気づきから始める

現場では、ブログのことまで考えられない日があります。写真が撮れず、同じ活動しか思い浮かばないと、「担当なのに何も残せなかった」と感じやすいものです。

それでも、記事のために新しい行事を増やす必要はありません。普段の暮らしにある小さな選択、反応、会話、準備、職員の工夫のうち、一つを拾えば十分です。

本人の意思を確認しにくい写真は使わず、介助や見守りが重なる日は撮影しません。担当者一人へ仕事を集めず、素材を残す役割と文章にする役割を分けます。

明日から行うことは一つです。勤務終了前、余裕のある職員が「今日あった小さな場面」を一行だけ残してください。忙しい日は省略し、担当者も催促しないことを最初から決めておきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。


更新履歴

  • 2026年6月15日:新規投稿

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