
入浴介助や更衣介助で、前にはなかった発疹や掻き傷に気づくことがあります。けれど、忙しい時間帯ほど「乾燥かもしれない」「報告するほどではないかもしれない」と迷い、気づいたことを自分の中で止めたくなるものです。
大切なのは、疥癬かどうかを介護士が当てることではありません。日常ケアで見た皮膚の変化を記録し、看護職員や医師が判断できるようにつなぐことです。報告をためらう空気があるときほど、見た事実を短く残すことが現実的な一歩になります。
- 疥癬が疑われた後、通常疥癬と角化型疥癬で個室管理や感染対策がどう変わるのかを整理したい場合は、【介護施設】疥癬の個室管理はどこまで?通常と角化型の違いで全体像を確認できます。
この記事を読むと分かること
- 皮疹を断定しない理由
- 介助中の観察ポイント
- 記録と報告の考え方
- 迷ったときのつなぎ先
一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます
高齢者の疥癬を見逃さないために、介護士が担うのは「診断」ではなく観察・記録・報告です

入浴のときに赤みや掻き傷を見つけても、その場で疥癬かどうかを決めることはできません。報告しても軽く扱われるかもしれない、と感じる場面もあります。
それでも、日常ケアで見た変化を残して看護職員や医師へ渡すことは、介護士が担える大切な入口です。この記事では、診断を抱え込まずに、観察した事実を判断につなぐ考え方を整理します。
現場では、気づいた職員が「大げさだと思われたくない」と黙ってしまうことがあります。けれど、見たことを記録し、決められた報告先へ渡す行為は、誰かを責めるためではなく、利用者と職員が状況を判断するための材料を残すことです。
発疹だけで疥癬と断定しない
高齢者の皮膚に発疹や赤みがあっても、それだけで疥癬とは言えません。高齢者の皮膚症状には感染症以外の可能性もあるため、介護士が一人で答えを出そうとしないことが大切です。
現場では「いつもの湿疹かもしれない」と言われると、次の報告を迷いやすくなります。だからこそ、断定ではなく見た変化を伝えるという形にすると、必要な相談につなげやすくなります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
発疹等の皮膚症状 高齢者における発疹等の皮膚症状には加齢に伴う皮脂欠乏によるものや、アレルギー性のもの等もあり、必ずしも感染症によるものとは限りません。疥癬(かいせん)が疑われる場合には速やかに皮膚科専門医と連絡を取り合い対応する必要があります。肋骨の下側等、神経に沿って痛みを伴う発疹がある場合には、帯状疱疹の場合もあります。これは過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスによるものです。難治性の褥瘡(床ずれ)等では、医師との連携が欠かせません。
日常ケア中に見た変化を記録する
入浴介助やおむつ交換などは、利用者の身体の様子を見やすい時間です。発疹や発赤などの症状に気づいたときは、看護職員や医師に報告し、症状を記録することが示されています。
忙しいときほど、あとで口頭で伝えようとして抜けてしまうことがあります。まずはその場で気づいたことを残し、次の判断をする人に渡せる状態にすることが、無理なく続けやすい対応です。
- 観察した症状を記録しても、勤務帯によって報告先や対応が変わる場合は、感染対策指針には何を書く?介護施設で見直す平常時・発生時の項目で、発生時の連絡先や役割を共通ルールにする考え方を確認できます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
異常の兆候をできるだけ早く発見するために、利用者の健康状態を、常に注意深く観察することが必要です。日常的なトイレ誘導やおむつ交換、入浴介助等のケアの際に、身体の様子等から判断できる場合もあります。利用者の健康状態を観察・把握し、以下のような症状が認められた場合は、直ちに看護職員や医師に報告し、症状等を記録します。看護職員や医師がいない場合には、あらかじめ報告する人を決めておきましょう。
疑った段階で専門職の判断へつなぐ
疥癬が疑われる場合には、皮膚科専門医と連絡を取り合う必要があるとされています。介護士が診断名を断定するのではなく、気になった症状を報告して、専門職が判断できる経路へ乗せることが役割です。
報告したことで面倒な人と思われないか、不安になることもあります。疑いを抱え込まず、責任者等への連絡・報告までを決められた流れとして扱えると、個人だけの負担になりにくくなります。
- 疥癬と診断された後、手袋やガウンなどの接触予防策をいつ解除するのか、医師への確認内容や記録方法まで整理したい場合は、疥癬の接触予防策はいつ解除する?介護施設で確認したい医師相談・記録・職員共有で確認できます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
皮膚科専門医へできるだけ早く診察の依頼を出します(特に皮膚が角化している角化型疥癬(ノルウェー疥癬)の場合、ダニの数が多く感染力が強く治療が遅れると他に拡がることが早いため、至急、依頼をします)。もし検査を受ける場合には、疥癬の疑いがあることを伝え、多くの人と接触することが多い検査(採血、エックス線検査等)へ出るのは、皮膚科医の診断後にします。治療薬が処方された場合には医師の指示通りに内服します。責任者等に連絡、報告します。
介護士は皮疹を見て診断するのではなく、日常ケアで見た変化を記録し、看護職員や医師への報告と責任者等への連絡につなげます。迷ったときほど、一人で結論を出さないことが大切です。
介護士が皮膚観察で迷いやすい、疥癬の見逃しにつながりやすい場面

皮膚の変化に気づく場面は、たいてい時間に追われている介助の最中です。「これくらいで報告してよいのか」と迷うのは、観察力が足りないからではありません。
現場では、気づいたことを伝えても十分な説明がないと、次から声を上げにくくなります。ここでは、断定ではなく、何を見てどう渡すかを考えたい代表的な場面を整理します。
「また流されるかもしれない」と思うと、報告そのものが重くなります。だからこそ、症状とケア中に見た変化を短く残し、個人の感覚だけで終わらせないことが助けになります。
入浴介助で発疹や発赤に気づいた
入浴介助では、普段は衣類に隠れている皮膚の変化に気づくことがあります。発疹、発赤、腫脹、熱感などは、利用者の健康状態として観察・報告・記録する症状の例に含まれています。
前回との違いを見つけても、次の介助が迫っていると後回しにしがちです。気づいた時点で記録し、看護職員や医師に渡せるようにすると、あとから「見ていたのに伝わっていない」を減らせます。
- 発疹を見つけた後の報告だけでなく、タオルやバスマットの共有、入浴順序、シャワーチェアの清掃まで確認したい場合は、その共有が危ない!介護施設の入浴介助における感染対策と消毒マニュアルで整理できます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
異常の兆候をできるだけ早く発見するために、利用者の健康状態を、常に注意深く観察することが必要です。日常的なトイレ誘導やおむつ交換、入浴介助等のケアの際に、身体の様子等から判断できる場合もあります。利用者の健康状態を観察・把握し、以下のような症状が認められた場合は、直ちに看護職員や医師に報告し、症状等を記録します。看護職員や医師がいない場合には、あらかじめ報告する人を決めておきましょう。
夜間の掻く様子と皮膚の変化が気になる
ナイトケアで何度も身体を掻く様子を見ると、乾燥によるものなのか、別の対応が必要なのか迷うことがあります。資料では、疥癬で皮膚の掻痒感があり、特に夜間にかゆみが強くなる傾向が示されています。
夜間のかゆみだけで決めつける必要はありません。けれど、掻く様子と皮膚に見えた変化を、次の勤務者や看護職員が判断できるように残すことは、気づきを途切れさせないために役立ちます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
疥癬の予防のためには、早期発見に努め、適切な治療を行うことが必要です。特に、皮膚症状をサービス利用時等に見逃さないことが重要です。疥癬が疑われる場合は、直ちに介護施設等の感染対策に知見を有する皮膚科専門医の診察を受けます。衣類やリネン類は熱水での洗濯あるいは乾燥機による乾燥を推奨します。ダニを駆除するため、布団等も定期的に日光消毒もしくは乾燥させます。介護職員の感染予防としては、石けんと流水による手洗いを励行することが大切です。
「いつもの湿疹かも」で報告をためらう
高齢者の発疹等には、加齢に伴う皮脂欠乏やアレルギー性のものなど、感染症以外の可能性もあります。そのため、皮膚を見た介護士が疥癬だと断定できないのは当然です。
一方で、疑われるときには速やかな専門医連携が必要とされています。「疥癬だと思います」と言い切るのではなく、気になった皮膚症状があると報告し、判断を引き継ぐことが大切です。
- 「疥癬だと思う」と断定せず、見た事実を看護職員や上司へ伝える方法を個人で学びたい場合は、スグ使えて役立つ!3タイプで人間関係がうまくいく!伝え方コミュニケーション検定
を確認する方法があります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
発疹等の皮膚症状 高齢者における発疹等の皮膚症状には加齢に伴う皮脂欠乏によるものや、アレルギー性のもの等もあり、必ずしも感染症によるものとは限りません。疥癬(かいせん)が疑われる場合には速やかに皮膚科専門医と連絡を取り合い対応する必要があります。肋骨の下側等、神経に沿って痛みを伴う発疹がある場合には、帯状疱疹の場合もあります。これは過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスによるものです。難治性の褥瘡(床ずれ)等では、医師との連携が欠かせません。
入浴や夜間のケアで見た変化は、診断の答えではなく、次の判断につなぐ材料です。忙しくても、気づきを記録して報告先へ渡すところまでを一つの流れにします。
なぜ高齢者の皮膚観察では、疥癬かどうかをすぐに決められないのか

「赤みがあるなら、疥癬かどうか答えを出してほしい」と思う場面はあります。しかし、現場で見える皮膚の変化は一つの病気だけを示すものではありません。
介護士に求められるのは、症状の名前を決めることではなく、いつもの様子と違うと感じた事実を専門職へつなぐことです。分かっていても、忙しさや報告への不安で止まりやすいポイントを確認します。
気づきを伝えた人だけが負担を背負う職場では、観察は続きません。だからこそ、個人の勘に頼らず、ケア中に見た症状を記録と報告に変えることが必要です。
- 皮膚症状の見逃しを職員個人の注意不足で終わらせず、報告経路、観察項目、研修、発生時の役割まで施設で見直したい場合は、介護施設の感染対策委員会の進め方|議題・指針・研修・議事録・BCPまで解説で、委員会を現場で守れる運用につなげる考え方を確認できます。
高齢者の発疹は感染症だけが原因ではない
高齢者の発疹等の皮膚症状には、加齢に伴う皮脂欠乏やアレルギー性のものなどがあり、必ずしも感染症によるものとは限らないとされています。赤みを見ただけで結論を急がないことが必要です。
「乾燥だろう」と言われたときに、気づいた介護士が黙る必要はありません。感染症かどうかの判断ではなく、皮膚に変化があったという事実を渡すことに意味があります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
発疹等の皮膚症状 高齢者における発疹等の皮膚症状には加齢に伴う皮脂欠乏によるものや、アレルギー性のもの等もあり、必ずしも感染症によるものとは限りません。疥癬(かいせん)が疑われる場合には速やかに皮膚科専門医と連絡を取り合い対応する必要があります。肋骨の下側等、神経に沿って痛みを伴う発疹がある場合には、帯状疱疹の場合もあります。これは過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスによるものです。難治性の褥瘡(床ずれ)等では、医師との連携が欠かせません。
疥癬では、かゆみや皮疹などがみられることがある
資料では、疥癬で腹部、胸部、大腿内側等の紅斑、丘疹、鱗屑と激しいかゆみが示されています。また、通常の疥癬と角化型疥癬では、症状の現れ方にも違いがあります。
皮疹の場所や見え方が一つでも当てはまれば確定、という意味ではありません。利用者の皮膚で見た変化を、見分けられなかった失敗として抱えず、相談につなぐ材料として扱うことが大切です。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
疥癬は、ダニの一種であるヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚に寄生することで発生する皮膚病です。腹部、胸部、大腿内側等に紅斑、丘疹、鱗屑を生じ、激しいかゆみを伴います。直接的な接触感染の他に、衣類やリネン類等から間接的に感染する例もあります。疥癬の病型には通常の疥癬と、その重症型の角化型疥癬(通称「ノルウェー疥癬」)があります。角化型疥癬の感染力は強く、集団感染を引き起こす可能性があります。疥癬虫は皮膚から離れると比較的短時間で死滅します。
早期発見には、日常ケア中の皮膚観察が欠かせない
疥癬の予防では、早期発見に努め、サービス利用時等に皮膚症状を見逃さないことが重要とされています。入浴や更衣で皮膚が見えるときは、介護士が変化に気づきやすい時間です。
「忙しいから次の人に任せよう」と思うこともあります。けれど、気づいた症状を記録し、看護職員や決められた報告先へ渡せば、診断を一人で背負わずに次の判断へつなげられます。
- 入浴や更衣で確認する項目、記録方法、報告先を動画付きマニュアルで職員へ共有したい施設では、介護向け動画マニュアル管理【Carebase】
を情報収集として確認しておく方法があります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
疥癬の予防のためには、早期発見に努め、適切な治療を行うことが必要です。特に、皮膚症状をサービス利用時等に見逃さないことが重要です。疥癬が疑われる場合は、直ちに介護施設等の感染対策に知見を有する皮膚科専門医の診察を受けます。衣類やリネン類は熱水での洗濯あるいは乾燥機による乾燥を推奨します。ダニを駆除するため、布団等も定期的に日光消毒もしくは乾燥させます。介護職員の感染予防としては、石けんと流水による手洗いを励行することが大切です。
皮膚症状を一つの見た目だけで決めることはできません。日常ケアで見たかゆみや皮疹などの変化を記録し、疑われるときは専門職の判断につなげます。
疥癬かもしれない皮膚変化を見つけたときのFAQ
皮膚の変化を見つけるたびに、どこまで報告してよいのか迷うことがあります。診断を急がず、観察した事実を専門職の判断へ渡すための疑問を整理します。
- Q発疹や赤みを見つけたら、すぐに疥癬だと考えるべきですか?
- A
いいえ。高齢者の発疹等は感染症によるとは限りません。疥癬と断定せず、気になる皮膚症状として看護職員や医師に伝え、疑われる場合は皮膚科専門医との連携につなげます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局
介護現場における感染対策の手引き 第3版
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発疹等の皮膚症状 高齢者における発疹等の皮膚症状には加齢に伴う皮脂欠乏によるものや、アレルギー性のもの等もあり、必ずしも感染症によるものとは限りません。疥癬(かいせん)が疑われる場合には速やかに皮膚科専門医と連絡を取り合い対応する必要があります。肋骨の下側等、神経に沿って痛みを伴う発疹がある場合には、帯状疱疹の場合もあります。これは過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスによるものです。難治性の褥瘡(床ずれ)等では、医師との連携が欠かせません。
- Q入浴や更衣のとき、介護士は何を観察・記録すればよいですか?
- A
日常ケア中に健康状態を観察し、発疹、発赤、腫脹、熱感などの症状が認められた場合は、看護職員や医師へ報告し、症状を記録します。忙しいときも、後で口頭だけにしないことが大切です。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局
介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
異常の兆候をできるだけ早く発見するために、利用者の健康状態を、常に注意深く観察することが必要です。日常的なトイレ誘導やおむつ交換、入浴介助等のケアの際に、身体の様子等から判断できる場合もあります。利用者の健康状態を観察・把握し、以下のような症状が認められた場合は、直ちに看護職員や医師に報告し、症状等を記録します。看護職員や医師がいない場合には、あらかじめ報告する人を決めておきましょう。
- Q夜間に何度も掻く様子は、報告の材料になりますか?
- A
疥癬では、皮膚の掻痒感があり、特に夜間にかゆみが強くなる傾向が示されています。夜間のかゆみだけで決めつけず、見た様子を皮膚の変化とともに報告します。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局
介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
疥癬の予防のためには、早期発見に努め、適切な治療を行うことが必要です。特に、皮膚症状をサービス利用時等に見逃さないことが重要です。疥癬が疑われる場合は、直ちに介護施設等の感染対策に知見を有する皮膚科専門医の診察を受けます。衣類やリネン類は熱水での洗濯あるいは乾燥機による乾燥を推奨します。ダニを駆除するため、布団等も定期的に日光消毒もしくは乾燥させます。介護職員の感染予防としては、石けんと流水による手洗いを励行することが大切です。
- Q疥癬が疑われるとき、介護士はどこまで対応すべきですか?
- A
介護士が診断や治療を抱え込む必要はありません。皮膚科専門医への診察依頼と、責任者等への連絡・報告が示されているため、気づいた症状を施設内の報告経路につなげます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省老健局
介護現場における感染対策の手引き 第3版
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001155694.pdf
皮膚科専門医へできるだけ早く診察の依頼を出します(特に皮膚が角化している角化型疥癬(ノルウェー疥癬)の場合、ダニの数が多く感染力が強く治療が遅れると他に拡がることが早いため、至急、依頼をします)。もし検査を受ける場合には、疥癬の疑いがあることを伝え、多くの人と接触することが多い検査(採血、エックス線検査等)へ出るのは、皮膚科医の診断後にします。治療薬が処方された場合には医師の指示通りに内服します。責任者等に連絡、報告します。
迷ったときは、疥癬かどうかを決めようとせず、日常ケアで観察した症状を記録して報告します。疑われる場合は、皮膚科専門医と責任者等の判断につなげます。
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現場では、皮膚の変化に気づいても、報告してよいのか迷うことがあります。見分けられなかった自分を責める必要はありません。
明日の入浴や更衣で気になる症状を見つけたら、その場で記録し、看護職員または決められた報告先へ渡すことから始めてください。介護士が診断を抱え込まず、専門職の判断につなぐことが大切です。
- 皮膚の変化を報告しても取り合ってもらえない状態が続き、正社員として働く環境を見直したい場合は、レバウェル介護 正社員紹介
を情報収集として確認できます。
報告しにくい雰囲気があっても、気づいた症状を残すことは利用者の状況を判断する材料になります。最後までご覧いただき、ありがとうございます。
更新履歴
- 2026年7月25日:新規投稿







