現場介護士

コラム

感染疑いの利用者は入浴を最後にするべき?介護施設で迷いやすい入浴順序の考え方

介護施設で感染が疑われる利用者は、必ず最後に入浴させればよいのでしょうか。厚生労働省の手引きをもとに、原則として清拭を検討する考え方、入浴する場合に最後入浴や他利用者との接触回避を選ぶ位置づけを解説します。発熱・下痢・嘔吐・咳・皮膚の変化など、入浴前に観察して看護職や医師へ報告する内容、入浴拒否がある認知症の利用者への意思確認、実施後の片付け・記録・報告の担当まで、現場介護士が一人で抱え込まないための確認順を整理します。
トイレ介助

認知症の方に声をかけると拒否されるのはなぜ?NG例と伝え方の見直し

認知症の方に丁寧に声をかけても拒否され、途中から口調が強くなってしまう現場介護士へ。入浴や食事の予定が気になる場面を踏まえ、急かす言葉、複数の動作をまとめた説明、説明の重ねすぎ、静かになった反応の受け止め方を整理します。本人の視野・目線、伝える量、返答・表情・動作の確認を、公的資料とともに解説。拒否の原因をすべて職員の言い方と決めつけず、次の声かけで何を見直すかを選べます。言い換え例と、待つ時間や同意の判断に迷ったときのQ&Aも掲載しています。
AI・生成AI

介護施設で生成AIの利用を禁止すべき?管理者が決める許可・保留の判断基準

介護施設で生成AIを使いたいのに、個人情報への不安から何を認めてよいか決まらない。全面禁止と自由利用の二択にせず、許可・保留・限定試行・禁止を業務ごとに考えるための整理例を紹介します。入力禁止情報だけでなく、使えるツールやアカウント、職員と上長の確認範囲、相談・報告先、停止・再開の判断者まで確認。規程を配る際の伝え方や試行後の見直しも扱います。現場介護士が、使いたい業務と未決定の条件を管理者へ伝えるための判断材料を整理できます。
AI・生成AI

トイレ拒否の原因が絞れないとき生成AIをどう使う?介護職のための事実整理と観察ポイント

「トイレに行きたい」と言われて誘導を始めたのに、「家に電話したい」と話が変わり、入口で拒否された。原因候補が多く絞れないとき、生成AIは答えを決める道具ではなく、観察事実・不明点・原因候補・次の観察を整理する補助として使えます。本人の言葉と行動を時系列にする方法、事実・解釈・介護士の感情の分け方、そのまま使える4項目の依頼文、複数回の比較、個人情報を入力しないための注意、AI出力を正式記録や診断にしない境界を現場介護士向けに解説します。
ハウツー

疥癬・ノロ疑いの衣類を家族に持ち帰らせてはいけない理由|介護施設での洗濯・保管の考え方

ノロウイルスや疥癬が疑われる利用者の衣類・リネンを前に、家族へ返すか、施設で洗うかで迷う介護職へ。通常の洗濯物として扱う前に、汚染物を分け、ノロと疥癬の違いを確認し、看護職・責任者へ判断を上げる考え方を、介護現場向けの資料をもとに整理します。高温洗濯機がない、衣類を傷めたくない、保管や説明の担当が決まっていない時の初動を確認できます。
コラム

介護施設で消毒液を直接スプレーしてはいけない理由|テーブルに噴霧する習慣を見直す

介護施設でテーブルへ消毒液を直接スプレーしている現場介護士向けに、なぜ噴霧を避けるのかを厚生労働省の手引きをもとに整理します。噴霧では濃度・温度・時間の条件を満たしたか確認しにくく、吸引や眼・皮膚への付着にも配慮が必要です。忙しい職員を責めず、製品表示を確認し、布やペーパーを使う清拭へ切り替えるための具体的な確認点を解説します。施設で手順が決まっていないときに、用品の場所や使用後の処理をどう質問するかも分かります。
コラム

介護施設のテーブル清掃は水拭きだけで大丈夫_雑巾で拭くだけの習慣を見直す

介護施設のテーブルを水拭きするだけでよいのか、黒ずんだ雑巾を使い続けて問題ないのか迷う現場介護士向けの記事です。水拭きを一律に否定せず、使用した布の洗浄・乾燥、食卓用テーブルとふきんの対象別の扱い、職員ごとに方法が違うときの確認先を整理します。個人判断で薬剤を増やす前に、次の食後清掃前にリーダーや感染対策担当者へ何を尋ねればよいかが分かります。清掃方法を責めるのではなく、現場の負担と根拠の両方を踏まえて見直したい人に役立つ内容です。
コラム

介護記録を家族に見せるとき黒塗りは必要?他利用者の個人情報をマスキングする考え方

家族から介護記録の提示を求められたとき、名前だけ黒塗りにすればよいのでしょうか。本人に関する説明と、同じ記録に含まれる他利用者の情報をどう扱うかは、現場で独断しないことが重要です。請求者、対象記録、第三者情報、開示の判断者を確認し、管理者または担当者へつなぐ考え方を解説します。黒塗りや資料の加工を一律に決める記事ではなく、個別の提供範囲は施設の規程と担当者の確認に委ねる点も押さえます。現場での伝え方も紹介します。