【介護】ナースコールに殺意が湧くのはなぜ?「業務への焦り」が招く認知の歪み

「あの人が手抜きするから」…同僚への不満が“利用者への八つ当たり”に変わる危険な瞬間

「チーム連携」が理想でも、現実は手抜きをする職員の尻拭いで、自分の業務が圧迫されていませんか?

その終わらない業務への焦りがつい利用者に向けられ、後で自己嫌悪に陥る。全部は変えられなくても、この悪循環の正体を知るだけで心が軽くなるかもしれません。

この記事を読むと分かること

  • イライラの本当の原因がわかる
  • 自己嫌悪の正体がわかり楽になる
  • 明日使える怒りの対処法がわかる

一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます

  • 同僚の手抜きに腹が立つ
  • 仕事を一人で抱え込んでいる
  • ナースコールに殺意が湧く
  • 怒りを家まで持ち帰ってしまう

結論:イライラしてしまうのは、あなたの「性格」のせいだけではないかもしれません

女性の介護職員の画像

「利用者に優しくありたい」という理想はあっても、現実社会はギリギリの人員配置と業務量。コールが鳴り止まない中、動かない同僚を見ると「なんで私ばっかり」と黒い感情が湧いてきます。

そんな現場のリアルな葛藤を抱えながら、それでも「優しくできない自分」を責めていませんか?実は、そのイライラにはある発生の仕組みが指摘されています。現場で起きているのは、以下のような構造です。

  • 人手不足や同僚への不満が溜まる
  • 業務が終わらない「焦り」が生まれる
  • その焦りが「利用者への苛立ち」に変わる

「同僚への不満」が「利用者への苛立ち」にすり替わる仕組み

多くの介護職員が、利用者そのものではなく、「他職員の介護」に対して強いストレスを感じています。「あの人が手抜きをするから、自分の負担が増える」という不満や負担感が、「終わらない業務への焦り」を生み出します。

この「焦り」がある状態で利用者に関わると、通常のケア場面でも苛立ちが発生しやすくなります。つまり、利用者への怒りは、「組織や同僚への不満」やそこから生じる焦りが影響していると考えられます。

  • 他職員の手抜きや質の悪さが気になる
  • 自分の仕事が増えて負担になる
  • その結果、業務への焦りが生まれる
出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“他職員介護による苛立ち・負担”とは‘他職員の介護の手抜きや質の悪さが自分の仕事増につながり苛立ち,負担となること’や‘他職員への配慮が自分の負担となること’である.」「他職員の介護の手抜きや質の悪さが自分の仕事増につながり苛立ち,負担となること」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「各カテゴリーの関連図から,『心身の不調・モチベーションの低下』が『終わらない業務への焦り』,『利用者への苛立ち』に影響し,『利用者への苛立ち』が『苛立つ自分への嫌悪・否定』,『自然に乱れる介護』に影響するというプロセスが明らかになった.」

「自分はダメだ」という自己嫌悪も、セットで起きる症状

利用者にきつい口調を使ってしまった後、「自分は専門職失格だ」「なんて冷たい人間なんだ」と落ち込むことがあります。しかし、この「苛立つ自分への嫌悪・否定」も、苛立ちのプロセスの一環として定義されています。

個人の資質や性格の問題ではなく、余裕のない環境で必死に働いているからこそ生じる「構造的な反応」です。「性格が悪いから」ではなく、「苛立ちの悪循環の中にいるから」と捉え直すことが重要です。

出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“苛立つ自分への嫌悪・否定”とは‘利用者にイライラしてしまった自分に対して嫌悪感を抱いたり,援助者としての自分を否定すること’である.」「利用者にイライラしてしまった自分に対して嫌悪感を抱いたり,援助者としての自分を否定すること」

イライラの原因を「自分の性格」に求めると、逃げ場がなくなり苦しくなります。まずは「これは環境が生んだ悪循環なんだ」と客観的に知るだけで十分です。仕組みさえ分かれば、自分を過剰に責める必要はなくなるかもしれません。

【よくある事例】現場で起きている「苛立ち」の典型パターン

女性の介護職員の画像

研修事例に出てくるような「美しいケア」は、現場の忙しさの前では無力に感じることがあります。「事故なく終わらせるだけで精一杯」という日々の業務の中で、誰もが陥りやすい苛立ちの落とし穴があります。

ここでは、多くの職員が密かに抱えている悩みを具体的に見ていきます。「自分の現場だけじゃないんだ」と知ってください。

事例1:手抜き同僚の尻拭いで爆発するリーダー

  • 状況:
    • チーム内に、記録を書かない、ナースコールに出ないといった手抜きをする職員がいます。そのしわ寄せで、リーダーである自分の業務が常に圧迫されています。
  • 困りごと:
    • 自分が他の業務の尻拭いで走り回っている時に限って、利用者から頻繁に呼び出されます。余裕がなくなり、つい「ちょっと待って!」と強い口調で怒鳴ってしまいます。
  • よくある誤解:
    • 「私は気が短いから、利用者に対して優しくなれないんだ」と、自分の性格や資質を責めてしまいます。

押さえるべき視点:
あなたの怒りの発生源は、利用者そのものではない可能性があります。「他職員の手抜きや質の悪さが自分の仕事増につながる」という組織的な負担が、終わらない業務への焦りを生み、利用者への攻撃性に変換されていると考えられます。

出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“他職員介護による苛立ち・負担”とは‘他職員の介護の手抜きや質の悪さが自分の仕事増につながり苛立ち,負担となること’や‘他職員への配慮が自分の負担となること’である.」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“他職員介護による苛立ち・負担”が“終わらない業務への焦り”へと影響していた.」

事例2:配慮しすぎて自滅する中堅職員

  • 状況:
    • 「あの人は忙しそうだから」「頼むと嫌な顔をされるから」と他職員に気を遣い、本来分担すべき重い業務を一人で抱え込んでいます。
  • 困りごと:
    • 協力体制がない孤独感の中で疲弊し、利用者への対応が雑になります。声掛けが乱暴になったり、スピーチロックをしてしまったりする「自然に乱れる介護」が起きています。
  • よくある誤解:
    • 「もっと自分が効率よく動けばなんとかなる」「我慢すれば波風は立たない」と思い込み、さらに頑張ろうとしてしまいます。
  • 押さえるべき視点:
    • 「他職員への配慮が自分の負担となること」も、苛立ちプロセ目の重要な要因です。助けを求められず一人で抱え込む優しさが、結果的にあなた自身の余裕を奪い、利用者を傷つけるリスクを高めている可能性があります。
出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「業務を他職員に手伝ってもらいたいと思っていても,他職員の負担のことを考えると助けを求められない.結果的には業務を一人で抱え込み,苦しんでしまい,苛立ちやすくなるという悪循環があった.」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“自然に乱れる介護”とは‘利用者との関わりのなかで,自然に声がけが乱暴になったり,利用者への対応が乱暴になってしまうこと’である.」

事例3:利用者を「モノ」のように感じてしまう恐怖

  • 状況:
    • 認知症利用者のBPSD(暴力、拒否、徘徊など)への対応が続き、終わりの見えない疲労と無力感に襲われています。
  • 困りごと:
    • 利用者の訴えを聞くのが苦痛になり、無視したり、まるで「モノ」のように扱ったりしてしまいます。専門職として絶対にしてはいけないことだと頭では分かっているのに、感情が追いつきません。
  • よくある誤解:
    • 「こんな冷酷な感情を持つ自分は、介護職に向いていない」と絶望し、辞職を考えるようになります。
  • 押さえるべき視点:
    • これはあなたの人間性の問題ではなく、精神的負担の現れの一つである「専門職としての適性喪失」という状態であると考えられます。高い倫理観を持つ人ほど、理想と現実のギャップ(倫理的苦悩)に苦しみ、この状態に陥りやすくなります。
出典元の要点(要約)

日本看護科学会

介護施設における認知症ケア実践者の精神的負担の概念分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/45/0/45_214/_pdf/-char/ja

「“専門職としての適性喪失”とは、専門職として不適切であると認識しながらも、対象者をモノのように扱ったり、無視したりすることや、専門職としての情熱や自信を喪失し、辞職を考えることである」

これらの事例は、個人の能力不足ではなく「構造的な落とし穴」です。まずは「自分だけではない」と知り、自分がどのパターンの悪循環に陥っているのかを客観的に見つめることから始めましょう。

なぜ、矛先が「利用者」に向かってしまうのか

男性入居者の画像

頭では「利用者さんに罪はない」と分かっています。それでも、忙しい時間帯に何度もナースコールが鳴ると、ついイラッとしてしまいます。

現場では「なんで今なの!?」と叫びたくなる瞬間があるかもしれません。理想と現実の狭間で揺れるこの感情は、なぜ生まれるのでしょうか。

1. 「他職員への苛立ち」が「焦り」を増幅させるから

チームケアが理想ですが、現場では職員ごとの意識や技術の差がどうしても生じます。「あの人が記録を書いていない」「汚物処理が不十分だった」といった他職員の手抜きは、結局あなたの仕事になります。

理想はチーム連携ですが、現実は手抜きや質の悪さによる不満が溜まります。本来やるべき業務に加えて、同僚の尻拭いまでしなければなりません。この理不尽な負担増加が、常に時間に追われる「終わらない業務への焦り」を招く要因になると考えられています。

出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“他職員介護による苛立ち・負担”とは‘他職員の介護の手抜きや質の悪さが自分の仕事増につながり苛立ち,負担となること’や‘他職員への配慮が自分の負担となること’である.」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“他職員介護による苛立ち・負担”が“終わらない業務への焦り”へと影響していた.」

2. 焦りが「利用者の訴え」を「妨害」に変えるから

「定時までに終わらせなきゃ」と焦っている時、脳は非常事態モードになります。そんな状態でナースコールが鳴ると、それは「助けを求める声」ではなく、「業務を中断・遅延させるもの」として認識されてしまうことがあります。

利用者との関わり自体が「業務を中断させるもの」と感じられ、突発的な怒りが湧いてきます。これは性格の問題ではなく、焦りが引き起こす認知の歪みとも言える現象です。

出典元の要点(要約)

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“終わらない業務への焦り”とは‘想定外の業務で通常業務が滞ることへの焦り’や‘利用者からの頻回なナースコールや訴えで業務が中断,遅延することへの焦り’,‘時間が切迫しているなかでの業務遂行への焦り’である.」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“終わらない業務への焦り”が“利用者への苛立ち”に影響していた.」

3. 「感情労働」の抑圧が限界を迎えるから

介護職は、自分の感情をコントロールし、不安や不満を隠して笑顔で接する「感情労働」が求められます。しかし、本心と表情を乖離させ続けることには多大なエネルギーが必要です。

積もり積もった精神的負担が限界を超えた時、抑え込んでいたネガティブな感情が一気に噴出してしまうことがあります。それが、利用者への冷たい態度や無視といった形で現れてしまうのです。

出典元の要点(要約)

日本看護科学会

介護施設における認知症ケア実践者の精神的負担の概念分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/45/0/45_214/_pdf/-char/ja

「“対象者へのネガティブな感情”とは、認知症高齢者に対して、怒りや嫌悪感、苛立ち、敵意などの否定的な感情を抱くことである」

日本看護科学会

介護施設における認知症ケア実践者の精神的負担の概念分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/45/0/45_214/_pdf/-char/ja

「先行要件には、…感情労働(emotional labor)…が含まれていた。」「帰結には、…バーンアウト(burnout)…不適切なケア…が含まれていた。」

利用者への怒りは、突然湧いてくるものではありません。組織への不満、業務の焦り、転倒への不安、および感情を抑え続ける負担. これらが複雑に絡み合い、出口を求めて利用者に向かってしまうという側面があるのです。

現場の「どうすれば?」に答えるQ&A

プロとして働く以上、「こんなことで悩んでいてはいけない」と一人で抱え込んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、現場の介護職が抱きがちな悩みに対し、エビデンスに基づいた視点でお答えします。疑問や不安を感じることは、あなたが真剣に仕事に向き合っている証拠です。

Q
利用者にイライラしてしまうのは、私の性格が悪いからでしょうか?
A
いいえ、個人の性格の問題だけとは言い切れません。それは「業務への焦り」や「組織への不満」などが積み重なった結果生じる「苛立ちのプロセス(悪循環)」の一部です。イライラしてしまった後に自己嫌悪に陥ることも、このプロセスの特徴的な症状の一つです。
出典元の要点(要約)
一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「『心身の不調・モチベーションの低下』が『終わらない業務への焦り』,『利用者への苛立ち』に影響し,『利用者への苛立ち』が『苛立つ自分への嫌悪・否定』,『自然に乱れる介護』に影響するというプロセスが明らかになった.」

一般社団法人 日本社会福祉学会

介護職員が利用者に対して苛立っていくプロセス

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssw/60/4/60_56/_pdf

「“苛立つ自分への嫌悪・否定”とは‘利用者にイライラしてしまった自分に対して嫌悪感を抱いたり,援助者としての自分を否定すること’である.」

Q
カッとなった時、その場ですぐに落ち着く方法はありますか?
A
頭で考え直そうとするよりも、物理的に姿勢を変えることが有効です。実験研究では、仰向けになったり、椅子に深く腰掛けて後ろに寄りかかったりする「後傾姿勢」をとることで、怒りに伴う「攻撃しようとする衝動(接近動機づけ)」を抑えられる可能性が示されています。
出典元の要点(要約)
日本心理学会

怒りの制御方略に関する研究動向と展望 ――実験研究を対象とした検討――

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/96/2/96_96.23402/_pdf/-char/ja

「接近動機づけを伴う怒りは身体的な接近行動と関連しており、身体的な接近を妨げることで怒りが低減することが示されている。」

日本心理学会

怒りの制御方略に関する研究動向と展望 ――実験研究を対象とした検討――

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/96/2/96_96.23402/_pdf/-char/ja

「仰臥位は、座位や立位に比べて、怒りを誘発するような発言を聞いたときの接近動機づけの指標である左前頭葉の活動の非対称性が減少することが示された。」

Q
利用者の暴力や暴言が怖くて、現場に行くのが辛いです。
A
恐怖を感じるのは自然な反応だと言えます。認知症ケアにおける暴力や暴言は、単に身体的な危険だけでなく、専門職としての「自尊心」を傷つける体験となり得ます。無理に我慢せず、精神的なダメージを受けている事実を認めることが自分を守る第一歩です。
出典元の要点(要約)
日本看護科学会

介護施設における認知症ケア実践者の精神的負担の概念分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/45/0/45_214/_pdf/-char/ja

「“恐怖・不安”とは、BPSD に対する身体的な恐怖やケアを行うことへの不安、自分自身の安全が脅かされることへの恐怖である」

日本看護科学会

介護施設における認知症ケア実践者の精神的負担の概念分析

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/45/0/45_214/_pdf/-char/ja

「“自尊心の毀損”とは、認知症高齢者からの暴力や暴言によって、専門職としてのプライドや自尊心が傷つけられることである」

現場で感じる「苛立ち」「自己嫌悪」「恐怖」は、あなたが弱いから生まれるのではありません。すべて根拠のある「正常な反応」です。まずは自分の感情を否定せず、「今はそういう状態なんだ」と受け止めてあげてください。

まとめ:明日からできる現実的な一歩

全てを一度に解決しようとする必要はありません。まずは心の中で「怒りの切り分け」を意識することから始めてみましょう。

イラッとした瞬間、「これは利用者のせいではない。同僚のせいで焦っているだけだ」と自覚する。それだけで、無意識の八つ当たりを防ぐきっかけになります。

何より、イライラしてしまった自分を後から何度も責める「反すう(思い出し怒り)」は避けてください。怒りの出来事を繰り返し思い出すことは、ネガティブな感情を維持・増幅させることが分かっています。

自分を許すことが、結果として良いケアへの近道となるでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。


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更新履歴

  • 2026年2月9日:新規投稿

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