夜勤中や多忙な業務の合間に身に覚えのないアザを見つけ、「この程度で報告すべきか」と迷うことはないでしょうか。理想的な見守りが難しい人員配置の中で、全ての異変を完璧に把握するのは現実的ではありません。
すべてを防ぐことは困難でも、厚労省が定める危険なサインだけを押さえておけば、迷わず適切な判断が下せます。利用者様の命と、現場のスタッフを守るための報告基準を解説します。
この記事を読むと分かること
- 報告すべきアザの基準がわかる
- ワーファリンの危険性がわかる
- 緊急性の高い出血を見抜ける
- 家族への説明に根拠が持てる
- 自信を持って医療連携できる
一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます
結論:「基準」を知ることが利用者とあなた自身を守る

現場では、「利用者様全員の些細な変化を見逃さない」ことが理想だとわかっていても、限られた人員配置や夜勤帯の業務量の中では、すべての小さなアザや出血を即座に判断・報告するのは現実的に困難です。「この程度で看護師を起こしていいのか」と迷ったり、「またアザができている」とご家族から指摘されて言葉に詰まったりする経験は、多くの介護職員が抱える共通の悩みでもあります。
しかし、すべてを完璧に判断する必要はありません。医学的根拠に基づいた「これだけは報告すべき」という明確な基準を知っておくだけで、迷いを減らし、自信を持って対応できるようになります。ここでは、忙しい現場でも実践できる、命を守るための具体的な観察ポイントを整理します。
「アザの形」と「場所」で緊急度を見分ける
ただの打ち身だと思っているアザが、実は身体からの危険信号である場合があります。特に注意すべきなのは、ぶつけた記憶がないのにできる「点状出血」や、通常のアザとは異なる広がり方をするものです。これらは外的な衝撃ではなく、血液や血管の異常によって生じている可能性が高いため、発見した時点で速やかに医療職へつなぐべきサインとなります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
患者・家族向けの章では、医薬品により引き起こされる「出血傾向」が、放置すると健康に重大な影響を及ぼすため、早期に「副作用の黄色信号」に気づくことが強調されている。具体的な初期症状として「手足に点状出血」「あおあざができやすい」「皮下出血」「鼻血」「過多月経」「歯ぐきの出血」などが挙げられ、これらがみられた場合は、自己判断で様子を見るのではなく、速やかに医師や薬剤師へ連絡するよう促している。
見えない出血を「排泄物」から見つける
皮膚のアザだけでなく、トイレでの排泄物も重要な情報源です。特に「黒い便」は、胃や十二指腸からの出血が消化されて黒くなった可能性があり、見た目以上に深刻な事態を示唆していることがあります。また、目で見てわかる「血尿」も、腎臓や膀胱からの出血サインです。これらは「昨日の食事のせいかな?」と自己判断せず、必ず記録と報告を行うべき項目です。
出典元の要点(要約)
日本内科学会出血傾向の鑑別診断
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/7/109_1340/_pdf/-char/ja
粘膜出血(鼻出血、歯肉・口腔粘膜出血、消化管出血、血尿など)は点状出血と同様に血小板や毛細血管の異常に起因することが多く、大動脈弁狭窄症に伴う後天性von Willebrand症候群ではしばしば消化管出血がみられる。
自己判断での「休薬」は絶対にしてはいけない
アザや出血を見つけると、「薬が効きすぎているのでは?」と不安になり、良かれと思って薬を飲ませない判断をしてしまうことがあるかもしれません。しかし、抗凝固薬(ワルファリンなど)を自己判断で中断することは、逆に血栓症(脳梗塞など)のリスクを急激に高めることになり、命に関わる大変危険な行為です。薬の調整は必ず医師の指示を仰ぐ必要があり、介護職の判断で止めることは絶対に避けてください。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
マニュアルではワルファリンについて、投与量を調節しながら用いる薬剤である一方、「効き過ぎ」により出血傾向を起こすことがあると説明している。その際、患者自身の判断で「勝手に薬の量を減らしたり中止したりせず」、必ず主治医に相談するよう明記されている。ワルファリン使用中に出血傾向の症状が出現した場合には、休薬や減量を含む対応を医師が判断する必要があり、自己判断による中断が血栓症リスクを高める可能性がある点が注意喚起されている。
私たちは医師のように診断することはできませんが、「いつもと違うサイン(黄色信号)」に気づき、それを正確に伝えることはできます。この「気づき」こそが、利用者様を守る最大の防御壁となります。まずは今日から、アザの観察時に「大きさ」や「点状かどうか」を意識して見ることから始めてみましょう。
「どこでぶつけたの?」と聞かれる点々のアザ(点状出血)

現場では、身に覚えのないアザを見つけて「いつの間に?」と焦ることがよくあります。特に、通常のアザとは違う「小さな赤い点」が無数にある場合、それは転倒や打撲によるものではない可能性が高いです。
- 状況:
- ぶつけた記憶がないのに、利用者の腕や足に、針でつついたような赤い点(点状出血)ができている。
- 困りごと:
- 家族や看護師から「どこかにぶつけたのではないか」と聞かれるが、心当たりがなく説明に窮する。
- よくある誤解:
- すべてのアザは「外からの衝撃」でできると思い込み、自分のケアを責めてしまう。
- 押さえるべき視点:
- 3mm未満の小さな出血は点状出血と呼ばれ、血小板や毛細血管の異常によって生じることが多いです。これは打撲ではなく、薬の副作用や病気の兆候(黄色信号)である可能性が高いため、大きさや形を観察して報告する必要があります。
出典元の要点(要約)
日本内科学会出血傾向の鑑別診断
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/7/109_1340/_pdf/-char/ja
紫斑(皮下出血または粘膜下出血)は外来で頻度が高く、3mm未満を点状出血、2cmまでを斑状出血、それ以上を溢血斑と呼ぶ。透明なスライドガラスで圧迫して色が消褪しないものが紫斑であり、点状出血は血小板や毛細血管の異常に多く、凝固異常では斑状出血以上の大きさとなることが多い。IgA血管炎では臀部と下肢に左右対称の隆起した紅〜紫色の出血斑を認め、関節痛や腹痛、腎障害を伴う典型的な臨床像を示し、診断の手掛かりとなる。
止まったから大丈夫? 繰り返す鼻血や歯茎の出血
夜勤中や入浴介助中に鼻血が出たり、歯磨きのたびに出血したりするケースも、現場では「よくあること」として見過ごされがちです。
- 状況:
- 鼻血が出たが、圧迫したら止まったので記録だけ書いて終わりにしている。あるいは歯磨きのたびにブラシが赤くなる。
- 困りごと:
- 「乾燥のせい」「歯周病のせい」と判断しがちで、看護師に報告するほどの緊急性があるのか迷う。
- よくある誤解:
- 「血が止まれば問題ない」と考え、その背景にある出血リスクを見落としてしまう。
- 押さえるべき視点:
- 鼻血や歯肉出血などの粘膜出血は、点状出血と同様に血小板などの異常に起因することが多いです。これらは薬の副作用の初期症状(黄色信号)とされているため、「止まったから解決」ではなく「出血しやすい状態にある」という警告として捉える必要があります。
出典元の要点(要約)
日本内科学会出血傾向の鑑別診断
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/7/109_1340/_pdf/-char/ja
粘膜出血(鼻出血、歯肉・口腔粘膜出血、消化管出血、血尿など)は点状出血と同様に血小板や毛細血管の異常に起因することが多く、大動脈弁狭窄症に伴う後天性von Willebrand症候群ではしばしば消化管出血がみられる。関節・筋肉内出血は先天性凝固因子欠乏症、とくに血友病に特徴的であり、過多月経はvon Willebrand病、無/低Fbg血症、免疫性血小板減少性紫斑病、プラスミノゲンアクチベーターインヒビター1欠乏症で目立つ。後出血はα2プラスミンインヒビター欠乏症や線溶亢進型播種性血管内凝固症候群に関連する。
お腹の調子が悪い? 見逃される「黒い便」
皮膚の出血だけでなく、排泄介助の中で気づくことができる「見えない出血」のサインもあります。
- 状況:
- 利用者の便が真っ黒でタール状(ドロっとしている)だが、本人は腹痛を訴えていない。
- 困りごと:
- 「昨日の食事(海苔など)のせいかな?」「ただの便秘かな?」と迷い、報告が遅れることがある。
- よくある誤解:
- 出血=赤いもの、というイメージがあり、黒い便が出血のサインだと気づかない。
- 押さえるべき視点:
- 消化管出血では、吐血や下血だけでなく、胃酸と血液が混ざることで黒色便(タール便)が出現することがあります。これは体内で出血が起きている重大なサインの可能性があるため、食事内容の確認とともに、便の形状や色を正確に報告することが求められます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
消化器系出血には食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・腹腔内出血などが含まれ、吐血、下血、血便、腹痛、腹部膨満感などの症状が出現すると記載されている。大量出血ではショックとなり、中等度でも貧血の原因となる。大量下血や吐血に先行して食欲不振、腹痛、吐き気、腹部膨満感がみられることがあり、黒色便(タール便)が出現する場合もあるため、早めに「便の潜血テスト」を受ける重要性が示されている。
これらの事例は、いずれも「現場の不注意」ではなく、身体の内側で起きている変化が原因です。私たち介護職が「ぶつけたかどうか」の犯人探しをするのではなく、「身体からのサイン(点状出血、粘膜出血、黒色便)」に気づき、それを看護師や医師につなぐことが、利用者様の命を守る連携の第一歩となります。
なぜ「薬」を飲んでいると、アザや出血が止まらなくなるのか

現場では、アザや出血を見ると反射的に「転倒」や「介助ミス」を疑ってしまいがちです。しかし、抗凝固薬などを服用している高齢者の場合、原因は外からの衝撃ではなく、身体の内側にある「止血機能のバランス崩壊」にあります。薬がどのように作用し、なぜ危険なサインが出るのか、そのメカニズムを理解することで、漠然とした不安を根拠のある警戒心に変えることができます。
「血を止める壁」と「固める糊」が働いていない
通常、血管が傷つくと、まずは「血小板」が集まって傷口を塞ぎ(一次止血)、次に「凝固因子」が糊のように血液を固めて完全に止血します(二次止血)。しかし、脳梗塞や心筋梗塞を予防する薬は、血栓を作らせないために、あえてこれらの働きを抑え込んでいます。
- 抗血小板薬(アスピリンなど):血小板の働きを抑えるため、最初の「壁」が作られにくくなります。
- 抗凝固薬(ワルファリンなど):凝固因子の働きを抑えるため、血液を固める「糊」が不足します。
このため、健康な人ならすぐに止まるような些細な毛細血管の傷でも、修復が追いつかずにダラダラと出血が続き、結果として大きなアザや止まらない鼻血となって現れるのです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
発症機序として、t-PAやウロキナーゼの過量投与では線溶系が著しく亢進し、プラスミンが大量生成されることで止血血栓が溶解し再出血を来すと説明される。ワルファリンでは過量によりビタミンK依存性凝固因子FⅡ、FⅦ、FⅨ、FⅩ活性が著しく低下し凝固反応が不良となる。ヘパリン、低分子ヘパリン、ダナパロイドはAT過度活性化や凝固因子低下により止血不良を来し、DIC治療中にはDICによる出血との鑑別が難しい。アスピリンやチクロピジンなど血小板機能抑制薬では血小板機能抑制が主因となる。
「飲み合わせ」や「体調」で薬が効きすぎてしまう
特に注意が必要なのは、薬の量はいつもと同じでも、体調や環境の変化によって「薬が効きすぎてしまう」ケースです。例えば、風邪気味で食事が摂れずビタミンK(納豆や緑黄色野菜に含まれる)が不足すると、ワルファリンの作用が過剰になり、出血リスクが跳ね上がります。また、頭痛などで安易に解熱鎮痛薬(NSAIDs)を併用すると、血小板の機能がさらに低下し、止血がいっそう困難になります。
出典元の要点(要約)
日本内科学会出血傾向の鑑別診断
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/7/109_1340/_pdf/-char/ja
薬剤の使用歴では,抗血小板薬や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が血小板機能低下を,抗生剤が血小板数や機能の低下,さらに長期使用では腸内細菌叢の死滅によるビタミンK(VK)依存性凝固因子低下を来たし得るとされる。ワルファリンやダビガトラン,リバーロキサバン,アピキサバン,エドキサバンなどの直接経口抗凝固薬は,脳出血や消化管出血など重大な出血性合併症の原因となり,長期ステロイドはステロイド性紫斑病,化学療法や放射線治療は造血障害による血小板減少を招く。
皮膚のサインは「血管内のSOS」である
皮膚に現れる点状出血や紫斑は、単なる皮膚の模様ではありません。血管の中で「血を止める機能」がいよいよ限界を迎え、毛細血管レベルでの破綻が始まっていることを知らせる身体からのSOS(黄色信号)です。これを「老化現象だから」と見過ごすことは、ブレーキが壊れかけた車の運転を続けるようなものです。アザを見つけたときは、「ぶつけた場所」を探すだけでなく、「薬が効きすぎていないか?」「体の中で何かが起きているのではないか?」と疑う視点を持つことが重要です。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
患者・家族向けの章では、医薬品により引き起こされる「出血傾向」が、放置すると健康に重大な影響を及ぼすため、早期に「副作用の黄色信号」に気づくことが強調されている。具体的な初期症状として「手足に点状出血」「あおあざができやすい」「皮下出血」「鼻血」「過多月経」「歯ぐきの出血」などが挙げられ、これらがみられた場合は、自己判断で様子を見るのではなく、速やかに医師や薬剤師へ連絡するよう促している。
よくある質問
- Qアザが怖いので、今日だけ薬を飲ませないでおこうと判断してもいいですか?
- A
絶対に自己判断で薬の量を減らしたり、中止したりしてはいけません。ワルファリンなどの抗凝固薬を自己判断で中断すると、血栓症などの重大な病気を引き起こす恐れがあります。出血傾向が気になる場合は、必ず医師に報告して相談してください。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
マニュアルではワルファリンについて、投与量を調節しながら用いる薬剤である一方、「効き過ぎ」により出血傾向を起こすことがあると説明している。その際、患者自身の判断で「勝手に薬の量を減らしたり中止したりせず」、必ず主治医に相談するよう明記されている。ワルファリン使用中に出血傾向の症状が出現した場合には、休薬や減量を含む対応を医師が判断する必要があり、自己判断による中断が血栓症リスクを高める可能性がある点が注意喚起されている。
- Q「点状出血」と「普通のアザ」はどう見分ければいいですか?
- A
透明な定規やスライドガラスなどを押し当ててみてください。圧迫しても色が消えなければ「紫斑(出血)」、消えれば「紅斑(炎症)」です。また、3mm未満の小さな点が集まっているのが点状出血の特徴で、これは血小板の異常などを示唆します。
出典元の要点(要約)
日本内科学会
出血傾向の鑑別診断
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/109/7/109_1340/_pdf/-char/ja
紫斑(皮下出血または粘膜下出血)は外来で頻度が高く、3mm未満を点状出血、2cmまでを斑状出血、それ以上を溢血斑と呼ぶ。透明なスライドガラスで圧迫して色が消褪しないものが紫斑であり、点状出血は血小板や毛細血管の異常に多く、凝固異常では斑状出血以上の大きさとなることが多い。
- Qどのタイミングで受診や報告が必要ですか?
- A
「黒色便(タール便)が出た」「歯茎からの出血が止まらない」「急に広範囲にアザが広がった」場合は、緊急性が高い可能性があります。これらは重篤な副作用の初期症状(黄色信号)とされているため、夜間でも医療職へ連絡してください。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
消化器系出血には食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・腹腔内出血などが含まれ、吐血、下血、血便、腹痛、腹部膨満感などの症状が出現すると記載されている。大量下血や吐血に先行して食欲不振、腹痛、吐き気、腹部膨満感がみられることがあり、黒色便(タール便)が出現する場合もある。患者・家族向けの章では、医薬品により引き起こされる「出血傾向」が、放置すると健康に重大な影響を及ぼすため、早期に「副作用の黄色信号」に気づくことが強調されている。
「違和感」を言葉にして、チームで命を守る
私たち介護職には、医師のように診断を下すことはできません。しかし、利用者様の身体に触れ、日々の変化を一番近くで見守っているのは、他ならぬ現場の皆様です。「いつもよりアザが多い」「歯ブラシに血がつく」「便の色が黒っぽい」といった小さな違和感に気づくことができるのは、皆様をおいて他にいません。
- 皮膚の観察:アザの大きさや、「点状」の出血がないかを確認する。
- 排泄の確認:便の色(黒色便)や尿の色(血尿)に注意を払う。
- 報告の徹底:「様子見」で済ませず、厚労省の「黄色信号」を根拠に医療職へつなぐ。
その「気づき」を迷わず報告することが、重篤な副作用を防ぎ、利用者様の命を守る最強の防御策となります。「薬の副作用かもしれない」という視点を持つだけで、ケアの質と安全性は確実に高まります。まずは今日から、アザを見つけた際に「点状かどうか」を確認することから始めてみてください。
出典元の要点(要約)
厚生労働省重篤副作用疾患別対応マニュアル 出血傾向
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f09.pdf
早期発見・早期対応のポイントとして、医薬品服用後に皮下出血斑、鼻血、口腔内出血、血尿、下血、採血後の止血困難、創部やドレーンからの出血、過多月経などがみられた場合、医薬品の過量投与などによる副作用を疑うと記載されている。
最後までご覧いただきありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。
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更新履歴
- 2025年12月11日:新規投稿


