認知症高齢者の脱水予防は大事です。けれど、飲まない人を介護士の根性で飲ませ切る話ではありません。
現場では「水分を飲ませて」と言われても、顔を背ける、口を閉じる、吐き出す、怒る、むせる、覚醒が悪いという場面があります。努力していないのではなく、本人の状態として飲めない瞬間があります。
一人に時間をかけるほど、他の利用者の離席やコールが気になることもあります。この記事では、脱水リスクを無視せず、危険な飲ませ方をしないこと、観察して記録すること、医療職へつなぐことに整理します。
この記事を読むと分かること
- 飲めない線引き
- 危険な介助
- 観察の残し方
- 医療職への報告
- 点滴の考え方
一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます
認知症高齢者の脱水予防は全部飲ませることではありません

介護士の最低ラインは、全部飲ませることではなく、危険なら止め、飲めない理由を記録して医療職へつなぐことです。
現場では、飲水拒否の強い利用者に声をかけ続けながら、他の認知症利用者の離席やコールも気にしなければならない時間があります。脱水は怖いのに、むせや覚醒不良も怖い。この板挟みの中で、この記事では介護士が一人で背負いすぎない線引きを整理します。
飲ませたいのに飲まない場面では、強く勧めるほど本人が口を閉じたり、怒ったりすることがあります。シリンジや吸い飲みで何とか入れたくなるほど追い込まれる場面もありますが、焦って一口を急ぐほど不安が増えます。大事なのは、飲ませ切る根性ではなく、危険な状態を見て止まれる基準を持つことです。
全量より危険な介助を止める
現場では、コップに残った水分量を見ると「あと少し」と思いやすくなります。けれど、本人が飲む動作を保てているか、嚥下の状態に無理がないかを見ないまま進めると、介助者の不安も大きくなります。
押さえるべきなのは、量を稼ぐことだけではありません。水分をとる動作や飲み込みの状態を観察し、必要なら介助内容を見直すことです。お茶にこだわらず、ゼリーや汁物など飲めた形を探す場合も、介護士の独断ではなく、観察した事実をもとに相談へつなげます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「水分をとる際の動作や嚥下の状態を観察し、必要に応じて食事の形態や介助内容の変更も検討します。」
覚醒やむせがあれば中止して報告する
覚醒が悪いのに「水分だけでも」と進めたくなる場面があります。飲まない時間が続くほど焦りますが、しっかり目が覚めているか、呼吸や顔色に変化がないかは、介助前に見たい情報です。
むせ、咳き込み、湿った声、痰がらみ、顔色変化があれば、飲ませ方を工夫して続けるより、いったん止めて報告するほうが安全側の判断になります。介護士が守るのは「飲ませた実績」ではなく、危ない時に止まれる流れです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「利用者の気分、体調、顔色、表情、呼吸の様子、しっかりと目を覚ましているか(覚醒状態)などを観察します。」
何mlより飲めなかった理由を残す
水分表に数字を入れるだけだと、「なぜ飲めなかったのか」が次の職員に伝わりません。お茶は拒否したのか、ゼリーなら少し入ったのか、むせで中止したのかで、次の判断は変わります。
記録は長文でなくてかまいません。お茶拒否、ゼリー2口可、覚醒悪く中止、湿った声あり看護師へ報告のように、飲めた形と止めた理由を残すと、医療職やリーダーが判断しやすくなります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「食事に要した時間や、食欲、食事摂取量、食事の動作、咀嚼や飲み込みの状態、むせの有無などを記録します。」
点滴や経管栄養はチームで検討する
飲まない、むせる、拒否する、時間もない。そういう状況が続くと、「もう点滴や経管栄養でいいのでは」と感じることがあります。その本音は冷たさではなく、脱水と誤嚥の間に立たされている現場の苦しさです。
ただし、人工的な水分・栄養補給は、介護士の都合で決める話ではありません。本人の状態や意思、家族の思い、医療職の判断を含めて話し合う領域です。介護士は、飲めない事実と現場で見えた変化を出す役割に徹します。
出典元の要点(要約)
厚生労働省人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン解説編.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf
「本人による意思決定を基本としたうえで、人生の最終段階における医療・ケアを進めることが最も重要な原則である。」
脱水予防は大事です。ただし、介護士の役割は全量を飲ませ切ることではなく、危険なら止め、飲めない理由を記録し、医療職へつなぐことです。
認知症高齢者の飲水介助でよくある事例

現場では、飲水拒否が一つ起きるだけで、その後の配茶、服薬、排泄、食事介助まで押していきます。しかも「飲ませて」と言われる一方で、「むせさせないで」とも言われるため、介護士の判断は簡単ではありません。
一人の利用者に丁寧に関わりたい気持ちはあります。それでも、フロア全体では帰宅願望、離席、センサー、コールが同時に動きます。だからこそ、事例ごとに「続ける場面」と「止めて上げる場面」を分けておくことが必要です。
声かけしても口を閉じる
声をかけても顔を背ける、口を閉じる、吐き出す。こうした場面では、介護士側も「このままでは脱水になる」と焦ります。けれど、焦って勧めるほど本人が固くなることもあります。
状況は、本人が飲水を受け入れない場面です。困りごとは、飲まない事実だけが残り、努力不足のように見えやすいことです。よくある誤解は、拒否を「わがまま」や「声かけ不足」とだけ捉えることです。押さえるべき視点は、本人の意思を尊重しながら、時間帯や相手、飲み物の形を変えた結果を記録することです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第 2 版).pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
「意思決定支援者は、本人の意思を尊重する姿勢で接することが必要である。」
覚醒が悪く水分だけ入れたくなる
午前中は眠そうで口が開かず、午後になると少し飲める人がいます。水分量だけを見ると、眠い時間にも入れたくなりますが、覚醒が悪い時ほど介助者は迷います。
状況は、しっかり目が覚めていないまま飲水介助に入る場面です。困りごとは、飲ませなければ脱水が心配なのに、無理に進めるのも怖いことです。よくある誤解は、水分なら食事より軽く介助できると考えることです。押さえるべき視点は、覚醒、顔色、呼吸を見て、悪い時は中止理由を残すことです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「利用者の気分、体調、顔色、表情、呼吸の様子、しっかりと目を覚ましているか(覚醒状態)などを観察します。」
むせても水分量を稼ごうとする
一口目でむせたのに、水分表の数字が足りないと続けたくなることがあります。脱水も怖い、誤嚥も怖い。そのどちらも本当だから、現場の迷いは強くなります。
状況は、むせや咳き込みがあるのに、飲水量を増やしたい場面です。困りごとは、止めると水分不足が気になり、続けると誤嚥の不安が残ることです。よくある誤解は、むせが一度だけなら様子見で続けてよいと受け止めることです。押さえるべき視点は、むせ、湿った声、痰、呼吸の変化を記録し、報告に変えることです。
出典元の要点(要約)
厚生労働科学研究費補助金(長寿科学政策研究事業)嚥下造影および嚥下内視鏡を用いない食形態判定のためのガイドラインの開発.pdf
https://www.hosp.jihs.go.jp/s027/100/R1_Report.pdf
「むせの有無、口腔内残留の有無、湿性嗄声の有無、呼吸状態や痰の量・性状から嚥下の安全性を判断している。」
一人に時間をかけるとフロアが崩れる
飲水介助は一対一で見れば丁寧にできます。けれど、実際のフロアでは排泄、服薬、食事、コール、離席が同時に起きます。一人に長く戻り続けるほど、他の安全が気になります。
状況は、飲めない人への対応を一人の介護士が抱え込む場面です。困りごとは、少量頻回が理論として分かっていても、誰が何回戻るのかが決まっていないことです。よくある誤解は、個人の頑張りで水分量を何とかすることです。押さえるべき視点は、連絡手順や重点対象をフロアで共有することです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「あらかじめ連絡の手順、連絡先、連絡方法などを関係者で協議・決定し、共有しておくことは、現場での的確な対応につながります。」
もう点滴でよいと思ってしまう
飲まない、むせる、拒否する、時間もない。その日が続くと、介護士の中に「もう点滴で」という言葉が浮かぶことがあります。それは冷たさではなく、現場で追い込まれた時の本音です。
状況は、経口での水分摂取が難しく、人工的な水分・栄養補給を考えたくなる場面です。困りごとは、その気持ちを言うと責められそうで、相談が遅れやすいことです。よくある誤解は、点滴や経管栄養を介護士の都合で選べる話として扱うことです。押さえるべき視点は、本人の状態、意思、家族、医療職を含む検討へつなげることです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン解説編.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf
「本人による意思決定を基本とし、多専門職種から構成される医療・ケアチームとして方針の決定を行う。」
よくある事例に共通するのは、飲めない事実を介護士一人で抱えやすいことです。拒否、覚醒、むせ、時間不足は記録し、重点対象として共有します。
認知症高齢者の脱水予防が根性論になりやすい理由

現場では、脱水予防の必要性は分かっていても、飲めない人に何度も戻る余裕がないことがあります。背景には、水分不足のリスク、嚥下の不安、本人の意思、フロア運用が同時に重なる構造があります。
「少量頻回で」と言われても、その頻回を誰が担うのかが決まっていなければ、結局はその日の担当者の負担になります。ここでは、なぜ飲水介助が根性論になりやすいのかを、現場で使える判断に落とします。
脱水リスクはあるのに飲めない状態もある
高齢者の水分不足は気にしたい問題です。一方で、認知症高齢者の現場では、声かけしても口を閉じる、眠っている、怒る、吐き出すなど、飲めない場面があります。
なぜ根性論になりやすいのかというと、脱水リスクだけが強調されると、飲めない状態まで介護士の努力で埋める話に見えやすいからです。建前では水分摂取を促すことが大切です。現実には、拒否や覚醒不良があります。そのズレが「もっと飲ませて」という圧になります。押さえるべき視点は、脱水リスクを見ながら、飲めなかった理由も同じ重さで残すことです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省介護予防マニュアル【第4版】.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001238550.pdf
「口渇感を感じにくくなるとともに、お手洗いが近いことや尿漏れを気にして水分の摂取量が少なくなりがちである。」
むせだけでは安全判断に足りない
水分介助でむせなかった時、少し安心します。けれど、食後に声が湿る、痰が絡む、呼吸がいつもと違うと、あとから不安になることがあります。
なぜ起きるのかというと、嚥下の安全性はむせだけで見切れるものではなく、湿った声、呼吸状態、痰の量や性状なども観察に入るためです。建前では、むせが分かりやすいサインです。現実には、むせがない時ほど変化を見落としやすいことがあります。そのズレが「むせていないから続ける」という判断につながります。押さえるべき視点は、むせなしで終わらせず、食後変化も残すことです。
出典元の要点(要約)
厚生労働科学研究費補助金(長寿科学政策研究事業)嚥下造影および嚥下内視鏡を用いない食形態判定のためのガイドラインの開発.pdf
https://www.hosp.jihs.go.jp/s027/100/R1_Report.pdf
「1回の観察評価や検査だけで判断せず、繰り返し評価や、各種安全策の併用、そして経過観察を含めて安全性を判断することが望ましい。」
飲める形は一人で決められない
お茶は拒否するのに、ゼリーなら口に入る。味噌汁なら飲む。温かいものなら反応がよい。こうした違いは現場でよく見えますが、形態をどこまで変えてよいかは迷います。
なぜ根性論になるのかというと、飲める形の調整が個人の工夫として扱われると、基準が職員ごとに揺れるからです。建前では、本人に合った水分や食事形態を提供します。現実には、濃いとろみを嫌がる、薄いとむせるなど、反応は一人ずつ違います。そのズレが、介護士の独断を生みやすくします。押さえるべき視点は、飲めた形と飲めなかった形を記録し、専門職へつなぐことです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「咀嚼機能や嚥下機能が低下した利用者に合わせた水分、食事形態を提供します。」
フロア運用が個人任せになる
一人に5分以上かけると、他利用者の離席やコールが気になる。飲水介助の難しさは、一人の利用者だけを見れば解けても、フロア全体では崩れやすいところにあります。
なぜ起きるのかというと、飲水のタイミング、重点対象、中止後の報告先が決まっていないと、担当者が毎回その場で判断するからです。建前では、丁寧に少量ずつ関わります。現実には、排泄、食事、服薬、転倒リスクが同時にあります。そのズレが「担当者が頑張るしかない」という空気になります。押さえるべき視点は、飲める人、声かけで飲める人、危険がある人を分けることです。
| 対象 | 現場での見方 |
|---|---|
| 置けば飲める人 | 配茶や食事場面で自立摂取を見守る |
| 声かけで飲める人 | 既存業務の前後に一声かける |
| 危険がある人 | 拒否、むせ、覚醒不良を記録して報告する |
出典元の要点(要約)
厚生労働省原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「日頃より多職種間で情報を共有したり、緊急時の対応や個別の対応が必要な利用者の介護方法などについて、組織としての検討や介護技術の研修を実施することが必要です。」
本人の意思は時間や状況で変わる
朝は拒否しても、午後は飲める人がいます。職員が変わると飲むこともあれば、同じ飲み物でも温度やタイミングで反応が変わることもあります。
なぜ根性論になるのかというと、一度の拒否を「飲まない人」と固定したり、逆に一度飲めたから次も飲めると考えたりしやすいからです。建前では、本人の意思を尊重します。現実には、業務時間の中で待つ余裕が足りないことがあります。そのズレが、焦らせる介助につながります。押さえるべき視点は、本人の意思は変わり得るものとして、時間をおいて再確認することです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第 2 版).pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
「本人と時間をかけてコミュニケーションを取ることが重要であり、決断を迫るあまり、本人を焦らせるようなことは避けなければならない。」
飲水介助が根性論になるのは、脱水、嚥下、本人意思、フロア運用が重なるからです。個人の頑張りではなく、対象を分け、記録して共有します。
飲水介助で迷ったときのFAQ
現場では、細かい迷いほどその場で聞きにくいことがあります。ここでは、認知症高齢者の飲水拒否、覚醒不良、むせ、記録、点滴や経管栄養への相談について整理します。
- Q口を開けない人に水分を入れてよいですか?
- A口を閉じている人に強く入れるのではなく、本人の意思や安心できる関わりを確認します。時間、相手、飲み物の形を変えても難しい場合は、拒否ありとして記録し、看護師やリーダーへ報告します。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第 2 版).pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
「支援の際は、その都度丁寧に本人の意思を確認する。」
- Q覚醒が悪い時に水分だけでも入れますか?
- A覚醒が悪い時は、無理に飲ませる判断にしないほうが安全側です。顔色、表情、呼吸、目が覚めているかを見て、難しければ覚醒不良で中止と短く残します。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「利用者の気分、体調、顔色、表情、呼吸の様子、しっかりと目を覚ましているか(覚醒状態)などを観察します。」
- Qむせなければ続けてもよいですか?
- Aむせがないだけで安全とは言い切れません。湿った声、痰がらみ、呼吸の変化、食後の違和感も見て、気になる時は続けず報告に変えます。
出典元の要点(要約)
厚生労働科学研究費補助金(長寿科学政策研究事業)
嚥下造影および嚥下内視鏡を用いない食形態判定のためのガイドラインの開発.pdf
https://www.hosp.jihs.go.jp/s027/100/R1_Report.pdf
「むせの有無、口腔内残留の有無、湿性嗄声の有無、呼吸状態や痰の量・性状から嚥下の安全性を判断している。」
- Q記録は何ml飲んだかだけでよいですか?
- A量だけでは判断材料が足りません。拒否の有無、むせ、覚醒状態、飲めた形、飲めなかった形、中止理由を一行で残すと、次の職員や医療職へつなぎやすくなります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
原則として医行為ではない行為に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001489487.pdf
「食事に要した時間や、食欲、食事摂取量、食事の動作、咀嚼や飲み込みの状態、むせの有無などを記録します。」
- Q点滴や経管栄養を相談してよいですか?
- A相談してよいです。ただし、介護士の都合で決める話ではありません。飲めない事実、拒否、むせ、覚醒状態、飲めた形を整理し、本人・家族・医療職を含む判断へつなぎます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン解説編.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf
「医療・ケアチームによって、医学的妥当性と適切性を基に慎重に判断すべきである。」
FAQで大切なのは、飲ませるか飲ませないかを一人で抱えないことです。拒否、覚醒、むせ、飲めた形を記録し、必要時に報告します。
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認知症高齢者の飲水拒否は記録してつなぐ
現場では、飲水拒否が続くと「もう無理」と感じることがあります。その感覚は冷たさではなく、脱水も誤嚥もフロア全体の安全も同時に背負っているからです。
この記事で見てきたのは、全部飲ませ切る方法ではありません。危険なら止めること、飲めない理由を観察すること、記録して医療職へつなぐことです。
明日からの一歩は一つだけです。
飲めなかった利用者を一人選び、量だけでなく「拒否」「むせ」「覚醒」「飲めた形」「中止理由」のどれかを一行で残してください。
介護士が脱水を一人で解決する必要はありません。記録に残すことで、次の判断をチームへ渡せます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
更新履歴
- 2025年12月22日:新規投稿
- 2026年5月7日:内容を全面的にリライト
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