食事介助や口腔ケアの場面で「いつもと違う違和感」があっても、人手や記録に追われ、申し送りが薄くなり、深追いしにくい場面もある。
本当は早めに相談して整えたいのに、相談先と書式が曖昧だと、次の担当へ渡る前に判断を抱えたまま“様子見”で止まりやすい。全部は無理でも、止まらない導線だけ決めたい。
この記事を読むと分かること
- チェックの使いどき
- 相談の出し方
- 紹介につなぐ型
- 共有のまとめ方
- 導線の整え方
一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます
結論|気づいたのに止まるを減らす:チェック→つなぐ→共有の結論

現場では、口腔ケアや食事介助の大切さは分かっていても、時間や人手の都合で「気づいたのに次が決まらない」場面が起きます。
さらに、相談先や連携の型が曖昧だと、判断が属人化しやすく、支援が止まりがちです。
この章の結論は、全部を完璧にすることではなく、動ける形に「流れ」をそろえることです。
チェックで拾い、つなぎ先を決め、多職種で同じ情報を見て動きます。
- 兆しを拾う
- つなぎ先を決める
- 多職種でそろえる
兆しを拾い、放置しない
「最期まで自分の口から食べる」を支えるには、兆しに気づいた段階で放置せず予防に取り組む必要があると報告されています。
判断材料として、歯科口腔機能の評価に使えるチェック表が作成されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
「最期まで自分の口から食べる」ことを支援するには、摂食嚥下機能の重要性を認識するだけでなく、機能低下を招く兆しに気づいた段階で放置せず予防に取り組む必要があります。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
連携ツールとして、歯科口腔機能に関する評価を行い、歯科専門職による支援の必要性の判断に利用可能な、ごっくんチェック表やお口のチェックシートが作成されています。
つなぎ先を決めて、迷いを減らす
歯科医師会などが事務局となり、状態確認や歯科医院の紹介、提供に関する調整を行う取り組み事例が報告されています。
現場の気づきを、相談につなげられる形でそろえることが要点です。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
歯科医師会などが事務局となり、在宅療養者の訪問歯科診療について、対象者の状態確認や歯科医院の紹介、訪問歯科医療の提供に関する調整を行う取り組み事例があります。
多職種で同じ情報を見て動く
重症化予防の取組は、多職種で構成されるチームが支援する事例が報告されています。
施設でも方針を立て、食事形態や介助方法の検討、職員への実地指導につなげる事例があります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
摂食嚥下機能の維持・向上による重症化予防の取組は、多職種で構成されるチームによって支援されている取り組み事例があります。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
施設では「栄養維持」「口腔機能維持」の方針をたて、ミールラウンドによる摂食嚥下機能評価、必要な食事形態や介助方法等の検討や施設職員向けに実地指導を行う取り組み事例があります。
仕組みは研修とネットワークで回す
介護職員への研修会や、事業所・専門職を地域でネットワーク化する事例が報告されています。
同時に、介護職員の知識・技術向上や形態基準の明確化などが課題として挙げられています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
介護職員に対する研修会の実施や、地域内において摂食嚥下機能維持・向上に取り組む事業所、歯科医師等専門職をネットワーク化する事例が報告されています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000923884.pdf
介護職員の知識・技術向上や介護食の形態基準の明確化、摂食嚥下機能支援に取り組むうえでの評価指標やアウトカムの設定が課題として挙げられています。
兆しに気づいたら放置せず、チェック表を手がかりに相談につなげる。事務局や多職種で支援し、研修・ネットワークの事例も報告されています。
よくある事例:お口のチェックから歯科につなぐ手前で起きやすいこと

現場では、食事介助と見守りが重なる時間帯ほど、「気になる変化」に気づいても手が止まりがちです。申し送りで共有しても、次の一手が仕組みとして決まっていないと、対応が“ふわっと”残ってしまいます。
本当は丁寧に見たいのに、動ける人数と時間には限りがあります。だからこそ「全部やる」ではなく、チェック→つなぐ→共有の順で、止まりやすい所だけを先に押さえる視点が必要になります。
| 止まりやすい所 | 起きやすい状態 |
|---|---|
| チェック | 道具はあるが、現場で回らない |
| つなぎ先 | 相談先・紹介ルートが曖昧 |
| 共有 | 食形態・介助の判断が揺れる |
1)チェックはあるのに、現場で“使う動き”にならない
口腔や飲み込み(※食べて飲み込む動き)の変化に早く気づくために、連携ツールが作成され、介護者が使える形で整えられた取組が報告されています。まずは「どのツールを使うか」を一本化できるだけで、迷いが減ります。
- ごっくんチェック表(例)
- お口のチェックシート(例)
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
口腔や嚥下機能の低下に早期に気づき専門職へつなぐため、新宿区の「ごっくんチェック表」や柏市の「お口のチェックシート」などの連携ツールが作成され、介護者などが活用できる仕組みが整えられています。
2)つなぎ先が決まらず、受診勧奨が止まる
「誰に相談して、どこへ紹介するか」が曖昧だと、受診勧奨の段階で止まりやすくなります。報告では、歯科医師会が事務局として、訪問歯科診療につなぐ仕組みが紹介されています。
- 事務局が紹介を担う
- セーフティネットとして機能
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
歯科医師会などが事務局となり、かかりつけ歯科医を持たない在宅要介護高齢者に対して訪問歯科診療を行う歯科医師を紹介する仕組みがあり、通院困難な高齢者へのセーフティネットとして機能しています。
3)食形態や介助方法の判断が揺れて、チーム内で迷いが残る
誤嚥や窒息のリスクに対応するため、多職種チーム(※医科・歯科・リハビリ等)が連携し、適切な食形態や介助方法を導き出す体制づくりが進められていると報告されています。施設では、ミールラウンド(※食事の観察)や研修を通じた実地指導も示されています。
- 多職種で支える
- 実地指導で揃える
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
要介護高齢者の重症化予防には、自分の口から食べ続けることが不可欠であり、誤嚥や窒息のリスクに対応するため、医科・歯科・リハビリ等の多職種チームが連携し、適切な食形態や介助方法を導き出すサポート体制の構築が進められています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
介護保険施設においても歯科医師会などと連携し、多職種による食事観察(ミールラウンド)や摂食嚥下診療研修を通じて入所者の機能評価を行い、介護職員に対して適切な食事形態や介助方法の実地指導を行っています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
専門職からは、介護職員の知識・技術向上、地域における介護食の形態基準や名称の統一、病院と地域歯科医療機関の連携による周術期の口腔機能管理の構築などが今後の課題として挙げられています。
連携ツールで早期に気づき、事務局による紹介などで専門職へつなぎ、多職種で食形態・介助を揃える取組が報告されています。現場で止まりそうな所を、この3点に絞って確認するのが出発点になります。
なぜ口腔と摂食嚥下の支援が欠かせないのか

現場では、食事介助の時間は固定なのに、コール対応や記録が重なって、口の中や飲み込みの小さな変化まで追いきれない日があります。建前では大事と分かっていても、人員配置の現実の中で「今は回らない」と感じる瞬間が出るのも自然です。 この章では、忙しさの中でも見逃しを減らし、予防と連携につなげるために、理由を整理します。
- 兆しの段階で予防へ動く必要がある
- 多職種チームの連携が前提になっている
- 連携ツールで専門職へつなぐ仕組みがある
- 研修・ネットワーク・介護食の共通化が課題になっている
兆しで止めず、予防へ動かす必要がある
加齢で口腔と摂食嚥下の機能が低下すると、食欲減退や低栄養を招き、生命の危険に直結する場合があります。だから兆しに気づいた段階で放置せず、予防に取り組む視点が要になります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
「最期まで自分の口から食べる」ことは自立した生活の基本機能ですが、加齢により口腔や摂食嚥下の機能が低下すると、食欲減退や低栄養を招き、最終的には誤嚥性肺炎や窒息事故などの生命の危険に直結する場合があるため、機能低下の兆しに気づいた段階で放置せず予防に取り組む必要があります。
重症化予防は多職種の支援が前提になる
要介護高齢者の重症化予防では、医科・歯科・リハビリ等の多職種チームが連携したサポート体制の構築が進められています。介護現場の気づきも、チームの支援につなげる前提で整理する必要があります。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
要介護高齢者の重症化予防には、自分の口から食べ続けることが不可欠であり、誤嚥や窒息のリスクに対応するため、医科・歯科・リハビリ等の多職種チームが連携したサポート体制の構築が進められています。
連携ツールで専門職へつなぐ「仕組み」がある
早期に気づき専門職へつなぐため、連携ツール(「ごっくんチェック表」「お口のチェックシート」など)が作成され、介護者などが活用できる仕組みが整えられています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
口腔や嚥下機能の低下に早期に気づき専門職へつなぐため、新宿区の「ごっくんチェック表」や柏市の「お口のチェックシート」などの連携ツールが作成され、介護者などが活用できる仕組みが整えられています。
研修とネットワーク、介護食の共通化が「今後の課題」
専門職からは、介護職員の知識・技術向上や、地域における介護食の形態基準・名称の統一などが課題として挙げられています。行政主導の研修会を通じて多職種が課題を共有し、地域のネットワークを構築する取組も進められています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
行政が主導して研修会を開催し、大学等の参画によるエビデンスに基づいた解決方法を導入するなど、地域の多職種が課題を共有し「顔の見える関係」から「面」としてのネットワークを構築する取組が進められています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
専門職からは、介護職員の知識・技術向上、地域における介護食の形態基準や名称の統一、病院と地域歯科医療機関の連携による周術期の口腔機能管理の構築などが今後の課題として挙げられています。
加齢による機能低下は兆しの段階で予防へ動かし、多職種の支援と連携ツールを前提に回すことが重要です。今後の課題は研修とネットワーク、介護食の共通化です。
FAQ:お口・飲み込みの「気づき」を止めないために
むせや食べこぼしなど、小さな変化に気づいても「どこまで判断していいのか」で手が止まりやすい場面があります。
ここでは、記事内容と整合する範囲で、現場で迷いやすい点を根拠つきで整理します。
- Q飲み込みの変化に気づいたら、どの段階で動けばいいですか?
- A摂食嚥下機能の低下は生命の危険に直結する可能性があるため、兆しに気づいた段階で放置せず、予防に取り組む必要があるとされています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
機能低下は生命の危険に直結する可能性がある。兆しに気づいた段階で放置せず予防に取り組む必要がある。
- Qむせがないなら、誤嚥の心配は少ないですか?
- Aむせを伴わないうちに誤嚥性肺炎を発症する場合があるとされています。また、咳反射が起きずに気づかないうちに誤嚥する不顕性誤嚥がある点も示されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
むせを伴わないうちに誤嚥性肺炎を発症する場合がある。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
咳反射が起きず気づかないうちに誤嚥すること(不顕性誤嚥)がある。1割の誤嚥が捕捉できなかった。
- Q介護職が使えるチェック表はありますか?
- A多職種連携の中で作成された連携ツールとして、「ごっくんチェック表」や「飲み込みチェックシート」が紹介されています。疑いがある場合に専門職へつなぐ相談の材料として活用する考え方が示されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
入所者の摂食・嚥下の状態を確認し、疑いがある場合に専門職へつなげる相談ツールとして「ごっくんチェック表」が紹介されている。チェック項目には肺炎の既往や体重減少、食事中のむせなどが含まれている。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
支援者が飲み込みの状態を観察・評価し、対応方法を考えるための「飲み込みチェックシート」が作成されている。食事を楽しみながら安全な飲み込みの状態を保つため、環境の調整や介助方法の検討に役立てることが意図されている。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
複数の自治体で多職種連携ツールが作成され、行政ホームページ上に掲載されている。
- Q確認した内容を多職種で共有する方法はありますか?
- A評価結果を共有してフォローアップにつなげるための様式として、「摂食嚥下評価報告書」が作成されている事例が報告されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
多職種で共有して評価結果のフォローアップを行うため、「摂食嚥下評価報告書」が作成されている。
- Qかかりつけ歯科医がいない場合、訪問歯科につなぐ仕組みはありますか?
- A地域の取組として、口腔内の課題を見つけて歯科につなぐための「お口のチェックシート」を作成し周知する事例が報告されています。また、訪問歯科支援で事務局からの紹介に対応する仕組みが示されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
在宅医療・介護に係る多職種でも簡便に患者や療養者の口腔内の課題を発見し歯科につなぐことができるよう、「お口のチェックシート」を作成し、啓発と周知を図っています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
ねたきり高齢者訪問歯科支援事業において訪問可能な協力歯科医師は、大森歯科医師会86名、蒲田歯科医師会66名となっており、事務局からの紹介に対応しています。
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
「お口のチェックシート」には、「食べこぼしや、うまく噛めないことがある」「食事中によくむせる」「飲み込んだものが逆流することがある」などの5つのチェック項目が設けられています。
- Qミールラウンドとは何ですか?
- A多職種で入所者の食事場面を観察し、意見交換を通じて口腔・嚥下機能や環境、姿勢などを包括的に評価することとして定義されています。
出典元の要点(要約)
厚生労働省
高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取組に関する調査
https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol25/dl/after-service-vol25_houkoku.pdf
多職種で入所者の食事場面を観察し、意見交換を通じて口腔・嚥下機能、食事環境、食事姿勢などを適切かつ包括的に評価することを「ミールラウンド」と定義している。
兆しの段階で放置せず、チェックと共有の型を使って多職種につなぐ視点が整理できます。迷いを減らし、安心して次の一手を選びやすくなります。
まとめ
口腔と摂食嚥下(食べて飲み込む働き)の機能低下は、食欲減退や低栄養を招き、生命の危険に直結する場合があると報告されています。
そのため、機能低下を招く兆しに気づいた段階で放置せず、予防に取り組む必要があるとされています。
支援は、医科・歯科・リハビリ等の多職種チームが連携する体制づくりが進められているとされています。
また、早期に気づき専門職へつなぐための連携ツール(チェック表・チェックシート等)が作成され、介護者などが活用できる仕組みが整えられている事例が報告されています。
地域の取組として、歯科医師会などが事務局となり、状態確認や歯科医院の紹介、訪問歯科医療の提供調整を行う事例も示されています。
- 兆しで止めず、放置しない
- 連携ツールで情報をそろえる
- 事務局の紹介でつなぐ
- 多職種で連携して支える
最後までご覧いただきありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。
関連記事
更新履歴
- 2026年1月23日:新規投稿
タイトルとURLをコピーしました







