認知症の人との会話が続かないとき、沈黙が気まずくて、つい次の話題を探してしまうことがあります。天気、食事、昔の話を振っても返答が短いと、「自分の関わり方が悪いのかもしれない」と感じやすいです。
こうした場面では、会話を続けることだけに意識が向くほど、利用者の表情や疲れに気づきにくくなります。まずは質問を一つ減らし、答えを迫らない短い声かけに変えるところから考えていきます。
この記事を読むと分かること
- 沈黙の受け止め方
- 質問を減らす視点
- 表情を見る理由
- 生活歴の使い方
一つでも当てはまったら、この記事が役に立ちます
認知症の人との会話は、続かなくても失敗ではありません

認知症の利用者と向き合っていると、言葉が返ってこない時間に耐えにくくなることがあります。何か話さなければと焦るほど、質問が増え、かえって利用者の表情や疲れが見えにくくなることもあります。
会話の往復が続かなくても、安心して一緒にいられる関係づくりは認知症ケアの大切な関わりです。
現場では、沈黙になると「何もできていない」と感じやすいです。けれど、隣に座る、同じ方向を見る、落ち着いた声で短く伝えることも関わりです。完璧な会話を目指すより、本人のペースに合わせて待つほうが、次の反応に気づきやすくなります。
沈黙を全部埋めなくても、関わりは続いています
利用者の前で会話が止まると、職員側は気まずさから話題を探しがちです。ここで理解したいのは、コミュニケーションは何かを話す行為だけではなく、同じ場にいることや相手を主体として見る姿勢も含むという点です。
沈黙をすぐ失敗と決めつけると、利用者の視線、表情、身体の向きが見えにくくなります。まず一呼吸置き、相手が落ち着いているのか、疲れているのか、不快そうなのかを見ます。沈黙を埋める前に、今の反応を観る時間を作ることが大切です。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
e. コミュニケーションは「する」ものでなく「在る」ものとして とらえる。 適切なコミュニケーション・スキル/技能は欠かすことが出来ない。 しかし、 ①スキル/技能を学ぶことは — 必ずしも相手に働きかけたり、何かをしたりすることとは限らない。 ②異なる人間が二人、ないし複数存在するとき — コミュニケーション・スキルを発揮しなくても、そこに複数の人がいるだけで「在る」ものがコミュニケーションであると捉 えることが大切。
短い共有の声かけは、質問より負担が少ない場面があります
沈黙が怖いと、「何を食べましたか」「今日は何をしましたか」と質問が続きます。答えを探すこと自体が負担になりそうな場面では、「お茶が温かいですね」「今日は静かですね」のように、答えなくても成立する声かけに変えると関わりを保ちやすくなります。
これは、話しかけないという意味ではありません。相手の視野に入り、分かりやすい言葉で、短く伝えることを意識します。会話を盛り上げるより、安心して受け取れる言葉に整える視点です。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
認知症の人のケアの基本原則 認知症の人との接し方 認知症の人にとっては、接し方自体が状態の安定や向上に向けた重要なケアとなる 1.ゆったりと、楽しく 2.自由にありのままに 4.残された力で暮らしの 喜びと自信を 3.「してあげる」ケアから「一緒に過ごす」ケアへ 6.地域や自然とふれあいながら 5.なじんだ環境のもの、ことを大切に 話を 合わせる 自尊心を 傷つけない わかる言葉を 使う 感情に 働きかける ゆったり、 楽しく 視野に 入って話す 簡潔に 伝える 昔話を 聞く 現実を 強化する
表情や身振りも、本人の反応として見ます
返事が短い、言葉が出にくい、話が飛ぶ。こうした場面で、言葉だけを反応と考えると、職員側は「拒否された」と感じやすくなります。けれど、表情がやわらぐ、視線が向く、うなずきがあるといった変化も、本人を理解する手がかりになります。
利用者の反応は、いつも言葉で整って返ってくるとは限りません。だからこそ、短く声をかけた後に少し待ち、表情や身振りの変化を確認します。会話の量より、本人がどう受け止めているかを見ます。
出典元の要点(要約)
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
なお、自ら意思決定できる早期の段階で、本人の意思を確認し、できる限り具体的 な内容を記録として残しておくことも考えられる。 ○ 認知症の人は、言語による意思表示がうまくできないことが多く想定されることか ら、意思決定支援者は、認知症の人の身振り手振り、表情の変化も意思表示として 読み取る努力を最大限に行うことが求められる。 ○ 本人の示した意思は、それが他者を害する場合や、本人にとって見過ごすことので きない重大な影響が生ずる場合(脚注 vii)でない限り、尊重される。
認知症の人との会話では、言葉の往復だけを成功と考えないことが大切です。沈黙を含めて、安心できる関わりを整えていきます。
認知症の人との会話でよくある事例

現場では、「話さなければ」と思うほど、同じような失敗が起きやすくなります。職員が冷たいからではなく、ちゃんと関わりたい責任感が強いほど、沈黙を怖く感じることがあります。
返答が短い利用者の前で、天気、食事、昔の仕事の話を順番に振っていく場面は珍しくありません。ところが、会話を続けることに意識が寄りすぎると、利用者の表情や疲れのサインを見落としやすくなります。ここでは、現場で起こりやすい事例を整理します。
沈黙が怖くて、質問を重ねてしまう
利用者が黙っていると、「何か話さないと」と焦り、質問が増えることがあります。答えが短いほど次の質問を探してしまい、職員側も疲れていきます。まずは質問を重ねる前に、少し待つ余白を作ります。
状況としては、会話が止まると職員が不安になり、天気や食事の質問を続けてしまう場面です。困りごとは、利用者が答えを探す負担を抱えやすいことです。よくある誤解は、質問を続けるほど関わっているように見えることです。押さえるべき視点は、本人の様子を見ながら、焦らせない関わりに切り替えることです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
本人が理解していることと、意思決定支援者らの理解に相違はないか。 ◦本人が自発的に意思を形成するのに障害となる環境等はないか。 ○ 本人は説明された内容を忘れてしまうこともあり、その都度、丁寧に説明すること が必要である。 ○ 本人が何を望むかを、開かれた質問で聞くことが重要である。(脚注 x) ○ 選択肢を示す場合には、可能な限り複数の選択肢を示し、比較のポイントや重要な ポイントが何かを分かりやすく示したり、話して説明するだけではなく、文字にし て確認できるようにしたり、図や表、ホワイトボードなどを活用することが有効な 場合がある。(脚注 xi) ○ 本人が理解しているという反応をしていても、実際は理解できていない場合もある ため、本人の様子を見ながらよく確認することが必要である。 ⑵ 本人が意思を表明することの支援(意思表明支援) ○ 本人の意思を表明しにくくする要因はないか。その際には、上述したように、意思 決定支援者の態度、人的・物的環境の整備に配慮が必要である。 ○ 本人と時間をかけてコミュニケーションを取ることが重要であり、決断を迫るあま り、本人を焦らせるようなことは避けなければならない。
返答が短く、拒否されたように感じる
「うん」「そうね」だけで会話が止まると、職員は自分が拒否されたように感じることがあります。けれど、返答が短いことだけで拒否と決めると、視線や表情の変化を見落としやすくなります。短い返事の後こそ、急いで次の話題へ進まないことが助けになります。
状況としては、声をかけても言葉が続かず、職員が気まずくなる場面です。困りごとは、言葉の量だけで関係性を判断してしまうことです。よくある誤解は、沈黙や短い返事をすぐ拒否と受け止めることです。押さえるべき視点は、言語だけでなく非言語的な反応も見て、本人の状態を確認することです。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
コミュニケーションをとるための視点 コミュニケーションには、大きく分けて「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2つがあります。 ご存知のとおり、言語的コミュニケーションは「言葉を使って相手と会話をすること」をいい、非言語的コミュニケーションは簡単にいえば、 「ジェ スチャーや合図などを用いて、相手に心情などを伝える」方法です。私たちは日常的にこれらをその時々に応じて使用しています。相手との意思疎通 を図るためには、どちらのコミュニケーション手法も重要なのです。
昔話や生活歴を、話題の穴埋めにしてしまう
生活歴は関係づくりに役立つことがありますが、話題がないからと毎回昔話を振ると、本人が思い出せないことや話したくないことに触れる場合もあります。うまく話が広がらないときは、無理に深掘りせず、今見えている表情や行動に戻ることが大切です。
状況としては、沈黙を避けるために昔の仕事や家族の話を急いで出す場面です。困りごとは、生活歴が本人理解ではなく会話の穴埋めになってしまうことです。よくある誤解は、昔話なら話しやすいはずと考えることです。押さえるべき視点は、生活歴を価値観理解の材料として扱い、本人の今の反応と合わせて見ることです。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス認知症ケア法ー認知症の理解
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コミュニケーションで大切な6つのポイント ポイント① その人の歴史を教えてもらう ・生活歴をコミュニケーションのアイテムにしない ・生活歴からその人の価値観を理解する ・生活歴から情報を膨らませる ポイント② 親しき中に礼儀あり ・導入のプロセスを省略しない ・緊張感は伝わる ~介護職も環境の構成要素~ ・ルーツを大切にする ポイント③ 自己満足に陥らない ・言葉の受け止められ方を考える ・コミュニケーションは自然の流れのなかで ・ 「拒否」されていることを認める
よくある失敗は、沈黙そのものではなく、焦って質問や話題を増やしすぎることです。本人の反応を待つ時間を残します。
なぜ認知症の人との会話は続かないと感じやすいのか

現場では、会話が止まった瞬間に「自分の関わりが足りない」と感じることがあります。この背景には、返事の量だけでコミュニケーションを判断してしまう見方が関係しています。
質問を増やしても、本人のペースや環境と合っていなければ、安心にはつながりにくいことがあります。ここでは、会話が続かないと感じやすい理由を、エビデンスで確認できる範囲に絞って説明します。
沈黙が苦手な職員ほど、言葉で関係を作ろうとします。けれど、認知症ケアでは、言葉だけでなく表情、身振り、声の調子、距離感も関わりの一部です。話題を増やす前に、本人が受け取りやすい形になっているかを見直します。
言葉の返事だけで反応を見ようとするから
声をかけても返事が少ないと、職員は会話が成立していないように感じます。ここで大切なのは、言葉の量だけを反応の基準にしないことです。表情、うなずき、身体の向きも、本人の状態を知る手がかりになります。
なぜ起きるのかというと、職員側が「会話は言葉のやりとり」と考えやすいからです。建前では表情も見ると分かっていても、忙しい現場では返事の有無に目が向きます。そのズレが、沈黙を失敗に見せます。押さえるべき視点は、言語的・非言語的コミュニケーションの両方を見ることです。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
コミュニケーションをとるための視点 コミュニケーションには、大きく分けて「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2つがあります。 ご存知のとおり、言語的コミュニケーションは「言葉を使って相手と会話をすること」をいい、非言語的コミュニケーションは簡単にいえば、 「ジェ スチャーや合図などを用いて、相手に心情などを伝える」方法です。私たちは日常的にこれらをその時々に応じて使用しています。相手との意思疎通 を図るためには、どちらのコミュニケーション手法も重要なのです。
急いで答えを求めると、本人のペースとずれやすいから
返事がない時間が続くと、職員は不安になって次の質問を出しがちです。けれど、本人が理解したり、気持ちを表したりするには時間が必要な場面があります。焦って答えを求めるほど、本人の様子を確認する時間が短くなります。
理想は、本人が安心して意思や反応を表せる関わりです。現実には、業務の流れがあり、待つことに罪悪感を覚えることがあります。そのズレが、質問の連続につながります。押さえるべき視点は、本人を焦らせず、様子を見ながら確認することです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
本人ができる限り安心できる環境となるように配慮するとともに、本人の状況を見 ながら、いつも以上に時間をかけた意思決定支援を行うなどの配慮が必要である。 ○ 本人は、大勢の人に囲まれると圧倒されてしまい、安心して意思決定ができなくな る場合があることに注意すべきである。 ○ 本人が急いで意思決定を行うことがないよう支援の時期についても配慮し、本人が 集中できる時間帯を選ぶことや、疲れている時を避けることなどにも注意が必要で ある。本人には意思決定をしない自由もあるので、意思決定を強制することになら ないように注意すべきである。
生活歴を「ネタ」として使うと、本人の今の反応から離れるから
生活歴を知ることは大切ですが、沈黙を埋めるためだけに昔の話を出すと、本人の今の気分や表情から離れることがあります。思い出せない、答えたくない、聞かれ続けるのがしんどいといった反応にも目を向けます。
建前では、生活歴を知るほどよい関わりができると考えます。現実には、話題探しに使いすぎると、本人の価値観理解ではなく質問の材料になります。そのズレが、職員側の焦りと本人の負担を生みやすくします。押さえるべき視点は、生活歴と同じくらい現在の表情や非言語メッセージを見ることです。
出典元の要点(要約)
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン(第2版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001484891.pdf
〈脚注 vi〉 本人の意思決定が困難な場合に、本人の価値観、健康観や生活歴を踏まえて、関 係者で推定することを指す。ただし、これまでの価値観や生活歴のみを重視するのではなく、 現在の表情や本人が発する言語・非言語メッセージから得られる情報も重要である。
会話が続かない背景には、言葉だけで反応を見ようとする焦りがあります。本人のペースと今の反応を見直すことが出発点です。
認知症の人との会話で迷ったときのFAQ
現場では、正解が一つに決まらない小さな迷いが積み重なります。沈黙、短い返答、生活歴の話題など、毎日の関わりで迷いやすい点を整理します。
- Q会話が止まったら、すぐ話題を出した方がよいですか。
- Aすぐに別の話題で埋めるより、まず本人の表情や姿勢を見ながら少し待つことが大切です。会話は言葉だけではなく、同じ場にいることや非言語の反応も含めて捉えられます。沈黙が落ち着いている時間なのか、不快や疲れのサインなのかを確認します。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス
認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
e. コミュニケーションは「する」ものでなく「在る」ものとして とらえる。 適切なコミュニケーション・スキル/技能は欠かすことが出来ない。 しかし、 ①スキル/技能を学ぶことは — 必ずしも相手に働きかけたり、何かをしたりすることとは限らない。 ②異なる人間が二人、ないし複数存在するとき — コミュニケーション・スキルを発揮しなくても、そこに複数の人がいるだけで「在る」ものがコミュニケーションであると捉 えることが大切。
- Q質問を減らすと、関わっていないように見えませんか。
- A質問を減らすことは、関わりを減らすことではありません。短く分かりやすい表現、聞こえやすい声、表情やうなずきの確認なども関わりです。答えを強く求めない「今日は静かですね」のような共有の声かけに変える方法があります。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス
認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
身体的特徴に応じたかかわり方のポイント ① 相手が認識しやすい立ち位置 ② 安定した体勢(麻痺や筋力低下で立位が不安定な時には座ってもらうなどの配慮) ③ はっきりとした声、聞こえやすい大きさ ④ 表情に留意する(痛みなどの苦痛がないかを確認しながら) ⑤ 声の調子に気をつけてゆっくりと話す ⑥ 身振りや手振りも織り交ぜながら話す など ⑦ 心理的特徴に応じたかかわり方のポイント ①価値観や考え方習慣を受容する ②自尊心を尊重する(幼児語を使ったり、子ども扱いをしない) ③距離や目線の高さに留意する(不快でない高さや距離) ④相手の表情を確認しながら話しかける(不快に感じている表情でないかなど) ⑤相手のペースに合わせ、気持ちを汲み取る(表情やうなずきなど) ⑥相手を置き去りにしない(家族とだけ話をしたり、自分の業務に夢中になって利用者が目に入っていないなど) など 認知症の人とのかかわり方のポイント ①名前を呼んでから話しかける ②短文でわかりやすい表現を使う
- Q生活歴を聞くのは、よくないことですか。
- A生活歴を聞くこと自体が悪いわけではありません。ただし、会話の穴埋めとして使いすぎるのではなく、その人の価値観を理解する材料として扱うことが大切です。昔の話が入りにくい日は、今の表情や行動に沿った声かけへ戻します。
出典元の要点(要約)
株式会社穴吹カレッジサービス
認知症ケア法ー認知症の理解
https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/nintishomanual2025.pdf
コミュニケーションで大切な6つのポイント ポイント① その人の歴史を教えてもらう ・生活歴をコミュニケーションのアイテムにしない ・生活歴からその人の価値観を理解する ・生活歴から情報を膨らませる ポイント② 親しき中に礼儀あり ・導入のプロセスを省略しない ・緊張感は伝わる ~介護職も環境の構成要素~ ・ルーツを大切にする ポイント③ 自己満足に陥らない ・言葉の受け止められ方を考える ・コミュニケーションは自然の流れのなかで ・ 「拒否」されていることを認める
迷ったときは、話題を増やす前に本人の反応を見ます。短い声かけ、待つ時間、生活歴の扱い方を整えます。
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認知症の人との沈黙に迷ったら、質問を一つ減らして待つことから始めましょう
現場では、会話が止まると「何か話さなければ」と感じやすいです。けれど、会話が続かないことだけで、関わりが失敗したとは限りません。
この記事では、沈黙をすべて埋めるより、表情を見ること、短く共有すること、急かさず待つことを大切にしました。
明日からの一歩は、質問を一つ減らすことです。返事を急がず、隣で一呼吸置き、「お茶が温かいですね」のように答えを迫らない言葉から始めてみてください。
完璧な会話を目指さなくても大丈夫です。この人に合う伝え方を探している途中だと受け止められるだけで、関わり方は少しやわらぎます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
更新履歴
- 2025年11月17日:新規投稿
- 2026年1月30日:最新情報に基づき加筆・修正
- 2026年3月18日:最新情報に基づき加筆・修正
- 2026年5月17日:内容を全面的にリライト







